ずっと以前、7月に徳島県から東京に単身赴任してきた漆川さんという役員が、9月末ごろの朝、台風上陸という天気予報を聞き、事務所に着くなりのんびりしてる私たちを見て、「みんな何を普通の顔してるんですか? 台風ですよ。いろいろ買って、早帰りして家の対策をとろうよ」とマジに言ったのです。
当時、四国での台風対策の常識だったのでしょうが、東京の事務所では、みんなが手を左右に振って「ない、ない」したのです。それから20年以上経ち、四国の常識が関東および東北に至るまでの常識になろうとしてるんですね。

そして、私が台風19号で初めて耳にし、その存在をおぼろげながら知り、未だになぜその名称がついたのかを知らない言葉は、《養生テープ》でした。画像は、本日のベランダで雨に濡れた観葉植物とニラです。