たばこの気持ち

沼津駅に降り立ち、まず目に入ったのが蒸気機関車のプレートとでっかい車輪でした。

右横には母子の裸像があり、井上靖さんの言葉が刻まれていました。原子力よりも大きな力は「愛」だ、と書いてありました。

沼津との関係を調べると、旭川生まれの井上靖さんは、1921年（大正10年）静岡県立浜松中学校に首席で入学し、1922年（大正11年） 静岡県立沼津中学校（現：静岡県立沼津東高等学校）に転入したそうです。

先日は夜中にかけて、読みかけの塩野七生著『ルネサンスとは何であったのか』（新潮文庫、平成20年4月1日発行）を読了しました。

レオナルド・ダ・ビンチ、ミケランジェロ、ラファエロが共存した時代ですが、あまりの濃密さに驚くばかりでした。『モナリザ』がフランスにある理由も知りました。

また、塩野七生さんは『君子論』のマキアヴェッリを高く評価しており、たくさんの言葉を紹介していました。教わるところが多く、マキアヴェッリの著作も読んでみたいと思いました。