先週末に息子と天王寺のTSUTAYAへDVDを借りにいった際、阿倍野再開発予定地の横を通った。1976年に着工してから、地権者との裁判や、大阪市の財政難もあり、なかなか本格的に開発事業が行われてこなかったが、一昨年に特定建築者が確定して以来、当該エリアの店舗などの立ち退きもかなり進んだ。老舗グリルマルヨシも阿倍野筋で仮設店舗を営んでいる(相変わらずすごい人気)。
着工は今年で開業時期は平成22年とのこと。イトーヨーカドーや東急ハンズといった関東系の資本が進出してくる。また阿倍野近鉄百貨店も、現在の旧館を高層化し、下層部分に百貨店、上層部分には専門店やオフィスなどを入れ、隣接する新館と合わせた売り場面積は日本最大級となる計画が発表されている。早ければ平成20年にも着工、完成は24年ごろといわれている。
このように我が地元天王寺が発展していくのは非常に嬉しい反面、東京系の商業施設や、高層ビルといった個人的には旧来のイメージにそぐわない施設ができるのは少し違和感もある。阿倍野筋西側の昔ながらの猥雑が完全に消えてしまうことへの一抹の寂しさのようなものか。大規模ショッピンセンターに無邪気に喜べるような年齢でもないし・・・。2~4年後ならまだ子供も一緒に買い物や遊びに行ってくれるかな?劇的に生まれ変わった天王寺で家内とデートっていうのも悪くない・・・っか!?