先日読んだ「あたらしい教科書」シリーズで、「北欧」を読んだ。北欧というのはデンマーク、スウェーデン、フィンランド、ノルウェー、アイスランドの5カ国をさす。これらの国々の政治、経済、文化、教育等がわかりやすく解説されている。
いたずらに経済発展や世界における政治的な影響力といったものに価値を置くのではなく、人々の暮らしや福祉、教育を重視した国のあり方。日本も学ぶべき点が多い。
5カ国まとめて書いてあるので総論的な記述になっていたり、福祉の充実や生活大国として「光の部分」が強調され過ぎているきらいは感じる。実際のところ、国のセーフティネットが発達しすぎて逆に国民の勤労意識は向上せず、失業率が高いといった「負の部分」も当然あるそうだ。そのあたりはもう少し知りたい。
まああくまで北欧に対する知識や理解の入門編といったところ。
いたずらに経済発展や世界における政治的な影響力といったものに価値を置くのではなく、人々の暮らしや福祉、教育を重視した国のあり方。日本も学ぶべき点が多い。
5カ国まとめて書いてあるので総論的な記述になっていたり、福祉の充実や生活大国として「光の部分」が強調され過ぎているきらいは感じる。実際のところ、国のセーフティネットが発達しすぎて逆に国民の勤労意識は向上せず、失業率が高いといった「負の部分」も当然あるそうだ。そのあたりはもう少し知りたい。
まああくまで北欧に対する知識や理解の入門編といったところ。