物部の森

日常感じたこと、趣味のこと、仕事のこと・・・等々
日記風に書いてます。

Nさんの店「竹末東京」

2014年07月07日 | Weblog
銀座の「Bar ZEP」の元マスターNさんが、押上にラーメン店「竹末東京」をオープンしたので食べに行った。
事前にネットで情報を調べると、かなり評価が高い。食べログ「3.72」で全国ランキングに入っている。昼のピークは避けて、1時半くらいに行く。それでも店前に行列ができている。列が進んで店内に入ると、これまた待ちスペースがあり、7~8人がウェイティング。
BGMはNさんの大好きな矢沢永吉。スピーカーはJBLだ。「ZEP」の名残を感じる。
待っている人の何人かは缶ビールを飲んでいる。食券販売機を見て納得。「セルフ・缶ビール」というボタンがあり、食券を買えば、冷蔵庫から勝手に自分で出して飲めるようだ。ビール飲みながら待てるなんて、これはありがたい。
Nさんも私に気付いたようで目配せをしてくれる。それでも忙しくて会話するどころではない。
1時間弱待って、2本目の缶ビールを手にしながら席に着く。「つけ拉」(つけ麺)の食券を渡す。店員さんが、チャーシューを一枚炙って小皿に載せて「ずっと待ってもらってたんでビールのおつまみにどうぞ」とサービスしてくれた。
麺が茹で上がって目の前に置かれる。そこから具材を一つ一つ説明しながら載せていく。こういう演出も珍しい。最後すべてトッピングされてから、「まずは軽くまぜてそのまま食べて下さい」。少し食べたところでつけダレが出てきた。濃厚味とあっさり味の二種類。どういう風に食べても美味い。
麺が少なくなってくると、突然隣で食べていたお兄さんが、「少し残しておいた方がいいですよ。最後はスープを入れてラーメンにしてくれますから」。「ええっ、マジで!?」。本当に最後、スープを加えてミニラーメンで締めた。これはやられた。久しぶりにぶっ飛ばされた。900円のつけ麺一杯でこれだけ“遊べる”なんて。大満足だ。
最後にNさんとも少し話ができた。繁盛店を切り盛りしながら相当お疲れのようだが、充実の表情が見て取れる。銀座のロックバーのマスターから、人気ラーメン店の大将へ華麗なる転身。これぞラーメン界の「成り上がり」である。
コメント (4)
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