備えよ、常に

箱根の大涌谷周辺では、この１か月で観測史上最多となるおよそ５６００回の火山性地震を観測するなど、依然として活発な火山活動が続いている。
５月２９日、口永良部島（くちのえらぶじま）の新岳では爆発的な噴火が発生し、噴煙が火口から９０００メートル以上の高さまで上がったほか、火砕流の一部が２キロ余り離れた海岸まで達した。全島民は島を離れ避難生活を強いられている。
５月３０日、小笠原諸島西方沖を震源とするＭ８．１の地震が発生。小笠原諸島や関東各地で震度５弱～強を記録した。北海道の北端から南西諸島まで、日本中ほとんどの地域で震度1以上を記録した。東日本大震災（Ｍ９．０）の時でさえ、四国と九州の大半では有感地震とはならなかったのに。
観測開始来最も暑い５月。全国各地で３０度を超える日が続いた。
地震と火山噴火と温暖化の関連はハッキリ分からないが…。
とにかく気味が悪い。「備えよ、常に」である。