西中国山地で最後に紅葉を楽しめる引き明けの森を訪ね天上山(972.6m)まで脚を伸ばしました。今年の山の紅葉は例年比で少し早めのようで、引き明けの森の紅葉もピークをなかり過ぎた佇まいでした。それでもここの森は決して登山者を落胆させることはなく、谷の奥には黄金色に輝かんばかりの一画を残してくれていました。今年もまた大いに紅葉に酔った引き明けの森・天上山々行となりました。〔11月16日(金)〕
↓ 龍頭峡登山口から山行のスタートを切りました。
↓ 険しい龍頭峡の懸崖の中ほどを巻きながら谷の奥へと進んで行きました。
↓ 登山道沿いの森の樹々はもう殆ど葉を落としていました。
↓ 深く積もった枯れ葉を踏みながらの山行でした。
↓ 登山口から約1時間で「引き明けの森」に到達しました。
↓ 「引き明けの森」に入ると杉や檜、モミなどの古木が林立しています。
↓ 森の主と言われている栃の古木です。
↓ 栃の古木を過ぎて周回路に入ると樹々の彩りが濃くなってきました。
↓ 古木の森らしいダイナミックな紅葉が展開されています。
↓ 下生えや七色の紅葉のグラデーションが楽しめる森です。
↓ 深い森を明るくしてくれる燃えるような紅のカエデ!
↓ 天上山の緑の山肌を背にして紅く枝垂れるカエデ!
↓ 引き明けの森の一番奥まった辺りは黄金色一色に染まっていました。
↓ この色合いは何に例えられるでしょか!?圧倒的な黄金色の森に溜息が出そうでした!
↓ 引き明けの森に1時間は滞在していたでしょうか!? やっと森を抜けると林道正木仁井仁線に出ました。
↓ 林道脇の登山口から下生えのクロモジの黄葉が広がる杉林の中の急坂を登って天上山へと向かいました。
↓ 天上山々頂からの眺望です。十方山、恐羅漢山、内黒山などが望めます。