広島駅北側の光町界隈の散策を思い立ったのは國前寺(広島市東区山根町)のカンザキアヤメがもう咲いているかどうかを確認したかったことからでした。暖かい日々が多い今冬の入りゆえにまだ早すぎるかとも危惧していましたが、それがもう花開いていました。直ぐ西隣の光が丘山根公園のヒマラヤ桜とここのカンザキアヤメに会えたことで、頗る良い散策となりました。〔12月16日(月)〕
↓ 國前寺境内に咲いていたカンザキアヤメ(アヤメ科アヤメ属)です。
↓ 広島駅北口から北へ約10分間歩いたところに國前寺はあります。二層の仁王門が出迎えてくれます。
↓ 仁王門を潜ってすぐの植え込みの中に早咲きのカンザキアヤメが咲いていました。暖かい日々が続く中、ツワブキの花やナンテンの紅い実と一緒でした。
↓ ツワブキ(キク科ツワブキ属)の花とカンザキアヤメが一緒に咲いているのを見るのは初めてのような気がします。
↓ カンザキアヤメのすぐ近くには白いサザンカ(ツバキ科ツバキ属)も咲いていました。
↓ 國前寺のカンザキアヤメはまだ走りの花です。本格的な花期は1月から2月で、境内の数か所に咲きます。別名を寒アヤメ、ウィンターアイリスなどとも言われます。
↓ 國前寺の本堂です。日蓮宗の本山で、広島藩浅野2代藩主光晟とその夫人満姫の菩提寺とのこと!
↓ 本堂の隣に建つ庫裡です。どちらも江戸期の建築で、広島市指定の重要文化財です。
↓ 國前寺本堂の鬼瓦越しに二葉山の仏舎利塔が望めました。