修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

蕎麦の花を訪ねる~北広島町豊平

2021-09-15 00:08:36 | 散歩道

 八幡高原からの帰路に蕎麦の里・豊平に立ち寄りました。勿論、白い花咲く蕎麦畑を見ることが目的でした。有田から八幡高原へ行く途中に例年蕎麦の花の写真を撮る志路原地区に寄ったのですが、今年は作付け畑が少なく帰路まで持ち越しにしていました。陽が西に傾いていましたが、程よい陰影も出来良い感じでした。〔9月9日(木)〕

↓ 都志見地区の「道の駅 どんぐり村」近くの蕎麦畑から龍頭山を見上げました。

↓ 蕎麦の花の見頃にはまだ早すぎると思っていましたが、今年の開花は早かったようで満開までもう間もなくといったところでした!

↓ なかなかによく育った蕎麦のようです!いい実が稔りそうです!

↓ 夕刻の日陰でも真っ白な蕎麦畑越しに龍頭山を見上げました。

↓ 「道の駅 どんぐり村」への入口に立てられた看板です!

↓ 「道の駅どんぐり村」入口近くの蕎麦畑です。夏の長雨に負けず元気に育って欲しいものです。

↓ 溝口でも蕎麦畑に出会いました。北広島町あげて蕎麦の里の隆盛に取り組んで欲しいものです。

↓ 例年11月中旬の土・日に「そばまつりとよひら」が開催されますが、今年も何とか開催して欲しいものです。新そばが食べたい!


続・八幡高原初秋の湿原

2021-09-14 00:01:09 | 散歩道

 霧ヶ谷湿原に続いて臥龍山に上がる菅原林道の入口に近い長者原湿原にも立ち寄りました。霧ヶ谷湿原から大した距離はありませんが、湿原環境の違いもあってか咲く花は若干違っていました。小さな湿原で、湿原内に入れないこともあってのんびりと外側から湿原を観察しました。〔9月9日(木)〕

↓ 霧ヶ谷湿原には姿がなかったタムラソウ(キク科タムラソウ属)が叢から茎を伸ばして咲いていました。

↓ サワギキョウ(サワギキョウ科ミゾカクシ属)がまだ咲いていました。

↓ 遠く原っぱの中ほどで西日を浴びて白く光るように咲いていた花を捉えてみました!アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)のようです。

↓ 湿原の外縁部近くには沢山のアケボノソウが咲いていました。

↓ タムラソウにクロアゲハが飛来して来ていました!

↓ 道路端に張られたロープの上に羽を休めるハッチョウトンボの姿がありました!

↓ 湿原の中や周りの水路脇にはまだ沢山のビッチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)が咲いていました。

↓ アキノキリンソウ(キク科アキノキリンソウ属)も外縁に咲いていました!


霧ヶ谷湿原秋景色

2021-09-13 00:08:56 | 散歩道

 八幡高原まで来て霧ヶ谷湿原に寄らずに帰る訳にはいかず、もうすっかり秋景色となった湿原を歩きました。標高1200メートル前後の山々に囲まれた湿原は、初夏に灌木の刈り込みがなされたこともあって、見通しがよく広々としていました。気温23℃程度で、景観や咲く花々にすっかり秋の風情に染まってしまいました。〔9月9日(木)〕

↓ 青空の下ススキが繁り、シラヤマギク(キク科シオン属)も咲き誇ってすっかり秋の風情の漂う霧ヶ谷湿原でした。

↓ ヤマハギ(マメ科ハギ属)も湿原のあちこちで咲いていました。

↓ この時節の湿原ではアケボノソウ(リンドウ科センブリ属)が盛んに咲いています。

↓ 木道を歩いているとキセルアザミ(キク科アザミ属)が頭を垂れているのが気になって仕方がありません!

↓ キンミズヒキ(キク科キンミズヒキ属)も秋らしい雰囲気を持った花です!

↓ 青空とハンノキ(カバノキ科ハンイキ属)は湿原の景観を引き立てます。

↓ まだまだビチュウフウロ(フウロソウ科フウロソウ属)は湿原に咲き誇っています。

↓ ミゾソバ(タデ科イヌタデ属)はこの時節の湿原の隠れた主役のような存在です!

↓ 色づいてきたアブラガヤ(カヤツリグサ科アブラガヤ属)が湿原に秋の風情を醸しています。

↓ 林立するように咲くオタカラコウ(キク科メタカラコウ属)も秋の湿原や八幡高原を代表する花です。

↓ ヒヨドリバナ(キク科ヒヨドリバナ属)も湿原の全域に沢山咲いています。

↓ ツリフネソウ(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)も大出現しています!

↓ 湿原の中にもガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)が紅い実を結んでいました!

↓ 初秋の霧ヶ谷湿原の情景!

↓ オタカラコウ咲く霧ヶ谷湿原の一角に佇むコサギ!

↓ オタカラコウの花で羽を休めるハッチョウトンボ!

↓ ツリフネソウ大爆発!大群落が広がる!


八幡高原千町原、そして赤蕎麦の里

2021-09-12 00:10:28 | 散歩道

 芸北の八幡高原へと車を走らせ臥龍山への登山口の千町原を先ず訪ね、その後それに隣り合った赤蕎麦の里へと足を延ばしました。ススキが繁る千町原には高く青い空が広がり秋の風情にたっぷりと浸ることが出来ました。地域の住民グループの人たちが育成、管理している赤蕎麦畑では、お目当ての赤蕎麦の花が咲き始めておりそろそろ見頃かと思えるほどに色づいてきていました。〔9月9日(木)〕

↓ 青々とした千町原の草原には高く青い空が広がっていました。

↓ ススキの原っぱが広がるこちらの草原では、ススキの穂が揃ってきて秋本番間近といった風情でした。

↓ もうガマズミ(レンプクソウ科ガマズミ属)の実が赤く熟れて来て、秋の訪れを感じさせてくれました。

↓ 千町原に隣り合った畑では、地元住人グループの人達が育てている赤蕎麦が花を咲かせ始めていました。

↓ 8月の長雨等もあり全般には今年の赤蕎麦の出来は厳しそうな様子でしたが、段々畑状の休耕田の上段部を中心にして綺麗な赤い花が盛んに咲いてきていました。

↓ 農家の屋根をバックして咲く紅い蕎麦畑は今や芸北の秋を象徴する情景となってきた感じです。

↓ この赤蕎麦は”高嶺ルビー”という品種で、ヒマラヤ原産の赤い花の蕎麦を日本の気候に適応するように品種改良したものとのことです!

↓ 段々畑状の休耕田に開かれた赤蕎麦畑ですので、下側からその構造を見るのも美しく楽しいものです!

↓ 赤蕎麦畑とその周囲の森とが醸し出す情景は秋の芸北ならではのものです!

↓ 見事に咲いた花がこれからは好天に恵まれて立派に実って、秋11月頃には美味しい蕎麦が食せることを切に祈ります。

↓ 「八幡高原 赤そばの里」も秋の八幡高原を代表する景観のひとつとなりました!


秋の芸北を行く

2021-09-11 00:22:10 | 散歩道

 北広島町有田を後にして豊平を掠めて旧芸北町へと車を走らせました。八幡高原までの途中にも郷愁を誘うような秋の田舎の景観が待っていました。〔8月9日(木)〕

↓ 北広島町溝口の山裾の集落にある築後200年程の茅葺きの民家です。周りの田圃の稲も色づいてきていました。

↓ 立派な杉林に包まれた清閑な環境の中に家は建っています!

↓ 田圃の畔のような空間は集落の氏神様を祀る照宮神社の参道です。参道の途中には常夜灯が建てられています。

↓ 参道の先の山中には照宮神社が祀られています。

↓ 常夜灯越しに茅葺きの民家を眺めました。一昨年に吹き替えられた屋根にもう苔が生えています!

↓ 溝口の集落の中を歩いていると、見事に咲いたコノンギク(キク科シオン属)が見られました。

↓ 溝口の集落からは少し離れた路傍にキツリフネ(ツリフネソウ科ツリグネソウ属)が咲いていました。

↓ 周囲は8月の大雨の被害に遭っていましたが、キツリフネは群落をなして元気に咲いていました。

↓ この日の芸北は快晴!週末に向けて天気は下り坂のようです!