和やか-散歩

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裸足の1500マイル

2005年06月05日 | こんな映画見ました~(洋画)
『裸足の1500マイル』
---Rabbit-Proof Fence---
2002年(オーストラリア)

監督:フィリップ・ノイス
出演:エヴァーリン・サンピ他

母に会いたいがために1500マイル(2400キロ)もの道のりを、90日間歩き続けた少女たちの健気な姿を描いた感動のドラマ。
当時のオーストラリア政府は先住民族アボリジニの子どもたちを親から強制的に隔離し、白人社会に適応させようとする政策を実施していた。
そんなアボリジニの暗黒時代に実際にあった物語をオーストラリア出身のフィリップ・ノイス監督が映画化。原作は、少女たちのひとりであったモリーの娘ドリス・ピルキングトンが母の体験を綴ったノンフィクション小説。

1931年、西オーストラリアのジガロング。
14歳のアボリジニの少女モリーは、8歳になる妹のデイジー、従姉妹で10歳のグレーシーたちとここで楽しく平穏な毎日を送っていた。
ところがある日、アボリジニ保護局の人間がやって来て、時の政府の政策に従って彼女たちを拘束、母親から引き離して施設に強制収容するのだった。
粗末な環境下で、白人社会へ適応するための厳しい教育が始まる。
ある時、たまりかねたモリーたちは厳重な監視をかいくぐり脱走する。
そして、延々続くウサギよけフェンスの先にある母の待つ故郷へ向けて1500マイルの遥かなる旅路を歩き始めるのだった…。
(allcinemaより)


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TV放送で見ました。

2000年のオリンピック・シドニー大会で、キャシー・フリーマン選手が、オーストラリアとアボリジニの旗を持ってウィニングランをしましたね。
私は恥ずかしながら、この時までオーストラリアの先住民のお話を意識したことがありませんでした。アメリカ先住民をテーマにした映画は心に残るいくつかの映画があるのに・・・。 

かつて、日本でも朝鮮半島の人々を日本国民として教育したという事実もあります。
ポーランドのキューリー夫人が、ロシアの占領下ポーランド語を勉強できなかったという有名なエピソードもありますね。
いつの時代もその時代の犠牲者には心痛みます。。。




コメント
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