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第三の男

2011年01月05日 | こんな映画見ました~(クラシック)
『第三の男』
---THE THIRD MAN---
1949年(イギリス)

監督:キャロル・リード
出演:ジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ 、 アリダ・ヴァリ


第二次大戦後のウィーン。
親友のハリー・ライム(オーソン・ウェルズ)の招きでこの街を訪れた作家のマーチン(ジョセフ・コットン)は、到着早々、ハリーが死亡したことを知らされる。
ハリーの死には三人の男が立ち会っていたと言うのだが、その三番目の男の正体を追って、マーチンは独自の調査を開始する。
陰影や構図を凝らした、サスペンス・スリラーの傑作。
あまり知られていないが、同名のTVシリーズ(主演マイケル・レニー)も製作されている。
(allcinemaより)
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あまりにも有名な映画ですが、私の記憶の奥に沈んでしまってました。
一度は見直したいと思っており、今年最初のDVD鑑賞作品としました。
 
舞台は第二次大戦後のウィーンで、話は複雑な戦後の統治下での展開なのです。
昨年秋の旅行でウィーンに立ち寄った事もこの映画を再見した理由です。
しかし、旅行では風のように立ち去ったウィーンなので、映画の舞台の面影は見ることはありませんでしたが・・・。
 
サスペンスの一色だという印象がとても強かったのですが、再見してみると人間の心がドロドロと噛み合う作品だったのかぁ~というのが今回の印象です。
 
ラスト、並木のシーンの有名な理由が今更ですが、やっと分かったような気がします。
男と女の心が絡む、心憎いラストだったんですねぇ~~。
 
 





コメント
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