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シスタースマイル ドミニクの歌

2011年01月12日 | こんな映画見ました~(洋画)
『シスタースマイル ドミニクの歌』
---SOEUR SOURIRE---
2009年(フランス/ベルギー)

監督:ステイン・コニンクス
出演:セシル・ドゥ・フランス 、サンドリーヌ・ブランク 、ヤン・デクレール 、 ジョー・デスール 、 マリー・クレメール、フィリップ・ペータース 、クリステル・コルニル
 
日本でもペギー葉山やザ・ピーナッツがカバーするなど、60年代に世界中で大ヒットした名曲『ドミニク』を歌った“シスタースマイル”ことジャニーヌ・デッケルスの激動の人生を映画化した感動の音楽伝記ドラマ。
 1950年代末のベルギー。
まだまだ保守的な時代にあって、自分の人生を自分で選ぶことを願った女性、ジャニーヌ・デッケルス(セシル・ドゥ・フランス)。
母親の押しつけに反発してギターを片手に修道院の門を叩く。
修道院での厳格な生活に戸惑いながらも、シスターたちや院長から音楽の才能を認められたジャニーヌは、やがて聖ドミニコを讃えた歌『ドミニク』を作曲する。そして、その明るいメロディと美しい歌声が評判を呼び、彼女は“シスタースマイル”の芸名でレコードデビューを果たし、またたく間に大ヒットを記録するのだったが…。
(allcinemaより)
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「ドミニ~ク ニクニク 天使のような 笑顔見せてぇぇ~~♪」
私は多分NHKの「みんなの歌」か何かで聞いた歌を覚えているのだと思います。
 
しかしこの歌が伝道の歌であったなんて、しかもシスターが歌っていたなんて知りませんでした。
もっと言わせてもらえば、世界中のヒットとなりレコードの売り上げがそんなにすごかった事もデス。。。
 
まして、この歌の歌手がこんな悲劇の人生を送ったなんて事も映画で初めて知りました。
 
この歌詞は原文ではまさに伝道の歌なんだそうですね。。。
聖ドミニコをあんなメロディで明るくさらりと歌ってしまったんだと知って、歌ったジャニーヌという女性のすごさを思い知った映画でした。
 
実際にはジャニーヌは51才で自らの命を絶っているようです。
ものすごいエゴイストだったと書いてあるサイトもありました。
映画でも、思うようにならないと切れる彼女が描かれていました。
 
ただ、それだけのヒットを出した彼女を一発で終わらせてしまったのは、彼女の人生のいい指導者に出会わなかったのが不幸だったカナと思います。
 
世界中の人が知っている歌をヒットさせたという波は、自分でもどうする事も出来なかったのでしょうね。
主演のセシル・ドゥ・フランスはクリント・イーストウッドの映画で日本公開も近いようですので、楽しみです。







コメント (4)
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