さすがに昨日は一昨日の四国行き(朝5時起きで深夜の帰宅、墓掃除や草刈)
の疲れで、春眠をむさぼっていた。
突然のチャイムで起こされたら黒猫サン。
時間指定をしていなかったらたいていの地域からの配達は9時には着く。
江戸の甚六からだった。
3.11東北大震災のあとの東電の計画停電が実施された頃、一人暮らしで懐
中電灯すら無く、日付が変わってからしか帰られなく、朝6時には出勤するという
息子のために母親が、とにかくなんだかんだかき集めて大きめの段ボール箱
いっぱいに詰めて送ってやっていた。
日曜日の20時以降なら家に居るはずなので、時間指定を最終にして送った旨を
メールで知らせてあった。
・・・のに、「なかなか荷物が着かなかったので、ちょっと買い物に出ている間に配達されて受け取れなかった。 明日にでも受け取ります。」とメールが来た。
(遊びに出ていて遅くなり受け取れなかったはずでウソに決まっとる。 親なら分かる)
それから3日して黒猫サンの奈良の集配センターから電話が入り
『4日続けて連日配達しましたが、不在用紙を入れているにもかかわらずお受取人様から何の連絡もいただけません。』と言う。
たまたま電話を取ったのが親父だった。(僕のこと)
会社は違うものの、陸送と海運の違いはあるものの、同じ運送業に携わる仕事をしていて、タダでさえ震災直後の混乱期に4日も放置して何度も配達させるなんて、くじびき家の人間としてありえない!! と激怒したこの親父、即刻 甚六の会社へ電話をして本人を捕まえるなり怒鳴り散らした。
(電話をしたのは冷静な母親で、親父はその後ろで怒鳴りまくっていただけ。)
それから3日して【受け取られました】メールサービスが黒猫サンから届いた。
そんなことがあってから、去年の秋ぐらいから2週間に一度『定期連絡』と称して
電話があったのが、怒られるのが分かっているから当然のように途切れたまま。
まあそれまでは3月に一度電話があれば良いほうだったから、特に心配もしていないが。
親の誕生日であろうが母の日であろうが何の音沙汰も無くって、夏季と冬季の休暇で帰省したときに「そんなこんなを全部あわせて」と福沢クンを一枚置いて行く。
(それぐらいでは足りないくらい腹いっぱいメシを喰って帰るクセに)
江戸に出てから5年も経って初めて 母の日 の贈り物が届いた。
しかし、電話一本して来るでもない。
電話でもして親父が居たら
『母の日にこれだけのことをしてきたら、父の日は楽しみやなぁ』 と憎まれ口を
叩かれるのを知っている。
つまらんことに金を使うより、母に電話の一本入れるだけで済んだ事やのに。
バカめ。