くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

元気を分けて

2011年05月21日 23時26分32秒 | ひといき入れましょ

直接の仕事とは関係あるなしに関わらずいろんな人達に、ときどき元気とやる気をもらっている。

つい最近もそんなことがあった。

普通の主婦で9年ほど有機農園で働いていらした方が、その経験と農家との
 つながりをを生かして安心・安全な新鮮野菜を宅配という便利なサービスを
 今年の初め頃から始められました。
     
 基本アイテムは、季節の安心安全な奈良県葛城市の新鮮野菜(5~7品目)
            プラスお楽しみサービス品 やその野菜を使ったレシピ 
 それにニワトリの健康を考えた飼料の卵が10個入った 
 そこにフレッシュフルーツか季節によってはお米(1Kg)が加わる 

 ウチ自身は利用していないもののココで扱っておられる野菜や卵とほぼ同じもの
 を農家から分けてもらっている。

 相方の実家の両親には、母の日・父の日・敬老の日・誕生日の都度に贈り物を
 やめて、月2回の宅配サービスをコチラの竹コースでお願いしている。

 まず新鮮で、運営されている方が栽培状況から自分で見た品物を入れてくれて
 いるので安心な上に、スタッフさんのレシピやお楽しみの品も行き届いていて
 義母にも喜んでもらっていて、「こんな物が入っていたよ」と連絡が入る。

協力農家のご主人さんとは仕事の依頼を頂いたりして話をすることもあって、
「野菜のヤの字も農家の実情も知らずに通販で野菜を売ってやろうか」という
安易なウェブショッピング業者からの問い合わせも何件もあると聞いていた。

天候や様々な条件で左右される農作物を、工場で機械的に大量生産するような商品と同じようには扱えないのは道理だと思う。

先日、運営されている方とタマタマ協力農家の一軒に仕事に行っていてお会いする機会があって、「順調な滑り出しのようですね?」と声をかけたら、「まだまだお顔が見える皆さんからのご発注ばんりですから」 と笑っておられた。

生き物を相手にする商売で、その時に採れたものをアレンジしてまとめて出荷する。 受け取る人の立場にたってちょっと珍しい物とか、身体に優しい喜ばれる物を考えるなんて木目細かい配慮はなかなかできるものでもないと思う。

ああ、僕も頑張らないといけないなと元気をもらった気がした。


 その後の帰り、久しぶりに知り合いの若い業者に電話をしてみると
  「事務所を替わったから寄って欲しい」と。
  さっそく押しかけてみると、300坪を越える広い敷地に事務所と倉庫と駐車
  場が幹線道路からは少し離れているもののバァーン・デェーンと存在していた。
  まだ40前だと言うのに、こんな不景気の時期だというのに・・・
  『株式会社に昇格しましてん 2年は必死で苦しまんとアカンと思います。』
  いやぁ、乾杯で完敗でした。 僕は今からでは・・・そないに頑張れません。
  けど、自分を追い詰めて頑張らないかん気持ちは十分頂きました。
  「もう少し若かったら爪の垢でももらうところなんやけど、応援だけさせてもらう
  わな」 と言うのが精一杯。

この日は自分を見直す日として神から与えられた日だったのかも知れない。