平安の都では 葵祭り の日でした。
趣味で所属している陶芸クラブ、今年度は通常、第一と第三の日曜日と決まっていたのですが、今月はゴールデンウィークというイレギュラーがあったために第二と第四に変更になりました。
「それはないやろ!」と言いたい所ですけれども、誰も異議を唱えるわけでもなくすんなり受け入れられたので、甘んじて受け入れることに。
でも、前年度の3月末までに予定に入れていたことがあったので、今朝は手隙の時に作っていた作品を素焼きに出すのと、焼きあがっていた素焼きの作品を引き上げて、ご挨拶だけして引き上げました。
それで予定していて向かった先は国立文楽劇場(大阪・日本橋)。
第48回なにわ芸術祭
第九十一回 当道友楽会 地歌筝曲定期演奏会
を聴きに。
それはそれは本当に久々に聴く地歌でした。(半年ぶり? ぐらい?)
家元や後継者は勿論のこと、普段は教室の師匠さんをされていらっしゃる方々の演奏や歌は
とても安定していて、伝統芸能の素晴らしさを感じさせられます。
今年は指導されていらっしゃるのだろう、大阪音楽大学 邦楽授業(筝)履修生の
皆さんの演奏や、兵庫県立神戸鈴蘭台高等学校 伝統文化教育実践研究生の
皆さんの演奏も交えて、現代の曲をアレンジして楽しませてもらいました。
ピアノやキーボード、ギター・ウクレレの演奏は真似事程度ならやりますが、
日本古来の楽器である筝や三弦は触れたことも無く、フレットの無い楽器の
音を操る技術は、いつも尊敬させられます。
賛助出演の尺八などを交えた演奏は、何処へ行っても洋楽や
J-POPに韓流がBGMで流れている日々の生活からは、
全くかけ離れた世界へ誘ってもらえるという、古きよきもので
ありながら新しくさえ思える催しでした。