奈良・法華寺の3日目、昨日よりの東庭園;華楽園の続編です。
境内東側にあり、約1000坪の平地に東屋・蓮池を擁する花園で一年を通じて四季折々の花々が楽しめます 。
ホタルブクロ スパティフィラム(笹うちわ)
桔梗 ストケシア(瑠璃菊)
升麻(しょうま) 仙台萩
もうここまで来たら名前も分からなくなりました。
そしてガクアジサイなんですが葉をよく見てもらうと珍しいのがありました。
今咲いていた(咲こうとしていた)花は以上です。
あとは文化財の薬師堂 と 横笛堂です。
平家物語で知られる悲恋物語のヒロイン・横笛が尼となった後に住んだとされる建物です。
これで法華寺をぐるりと回ってきたことになります。
奈良のお寺は都が京都に移ってからは後援してくれる人も亡くなったりしてスポンサーが居ないし、
公家や豪族に建てられたところも多く檀家を持たない寺も多かったので、維持がとても大変で
廃寺になるところも少なくありませんでした。
光明皇后によって建てられたこの尼寺もそうだったのですが、本堂と南門は豊臣秀頼と淀殿の
寄進で慶長6年(1601年)に再建されました。
四季折々の花が楽しめるお寺です。 お近くへ来られた際には是非お立ち寄りください。