宮城県の大崎市流れる渋井川が決壊と県西部の大和(たいわ)町でも吉田川の氾濫
福島県の南会津町舘岩では352号国道の路面が崩落や、いわき市では矢田川、昭和村野尻
では野尻川が警戒水位を超えるなど惨憺たる状況に追い込まれました。
昨日鬼怒川が決壊した茨城県常総市は、行方不明者が22人に上ることを明らかにしました。
あの惨状からすると危惧していたよりは少なかったように思いますが、尊い命には変わりませんので
無事に発見されるように祈ります。
東北の被災地では稲も水没してしまっていて、もう一月以内に刈り取る予定だったでしょうに、もう
ダメなのでしょうね。
住む家も流され車も水没して、農作物どころの話でもないのでしょう。
お気の毒としか言いようもありませんし、米価も全国的に上がるのでしょうね。
さて、大和盆地南部は久々に朝からスッキリと晴れ渡った青空が広がり、稲穂も元気を取り戻した
ように見えました。
行った先で橿原市の橿原市観光PRキャラクター「こだいちゃん」も久々の
お天気にホッとしたような表情でお出迎えしてくれました。
倉庫の横のフェンスで何かが跳ねたと見に寄ってみるとショウリョウバッタが必死に身を隠そうと
ジッと息を凝らして震えてました。
ようく見ないと分からないくらいに同じ色をしてますね。 2ヵ月ぐらいは生きられるのかな?
因みに橿原市観光PRキャラクターには別に「さららちゃん」も居ます。
目つきが悪そうに見えるのですが、日本最初の都・藤原京を創った持統天皇の幼名
「うののさらら」に由来しています。 当時、藤原京を走り回っていたであろう活発で
溌剌とした女の子をイメージしているそうです。
「こだいちゃん」は説明無しでも古代って分かりますよね。