大降りはしませんでしたが傘無しでは少し勇気がいる雨模様でした。
車で走るとインターバル(間欠)ワイパーでも少し視界が鬱陶しく感じる程度でした。
昨日、般若寺を少し紹介しました。
奈良県庁の東側を起点に興福寺と大仏殿の間を南に吉野・熊野・新宮(和歌山)方面に走るR169と
大仏殿の北側を笠置・大柳生方面に走り大和高原・針から室生、曽爾(そに)・御杖(みつえ)を抜け
R368に合流して三重県・伊勢を目指すR369(伊勢本街道)があります。
柳生方面に行かずに赤いラインを北にとると京都・山城方面に繋がる「京街道」となる。
その昔は少し西の青いラインが「京街道」でした。
その分岐点辺りから奈良坂と呼ばれる丘陵地のように登り坂になっていて、その頂点辺りが
この般若寺になります。
その西には少年鑑別所と少年刑務所があって風に乗ってか、号令が聞こえてくることもある
ところです。
般若寺の創建事情や時期については正史に記載がなく、創立者についても諸説あって、正確
なところは不明とされています。
真言律宗(大和西大寺系)のお寺で御本尊は文殊菩薩(重文)。
京都のお寺や東大寺・興福寺・元興寺などに比べると質素なお寺です。
この時期のコスモス、初夏のアジサイ、春のヤマブキが無ければ錆びれたお寺としか言いようが
無さそうなお寺です。
境内の所々に面白そうな石があってとってつけたような説明札が立てられていました。
左から; 力石(ちからいし) 22Kg 31Kg、51Kg の石があってありました。
二枚目; かんまん石。
三枚目; まかばら石・
後の二枚は画僧内に名刺代わりを挟んでいます。