昨日の節分詣でに行ったお寺は寺号を大聖観音寺と称し観音宗総本山で日本最古の観音寺。
安彦観音寺、我孫子観音、あびこ観音ともよばれる。
山門付近の石柱は吾彦観音寺の表記となっている。大阪市内南部の人々は「あびこはん」と親しみを込めて呼んでいます。
昨日の日記で一通りの厄除け参りは完了しています。
付録として本堂の横と裏を一回りして摂社にもお参りします。
暗黙の了解で、みなさん本堂の左から回られるようで逆行する人は見ません。
最初にあるのが福聚地蔵尊、親しみを込めて おじぞうさん です。
お隣にあるのが商売繁盛のご利益のある金辰殿。
この二つは必ず御浄財を供えてお参りします。
それからグルッと石仏が並んでいるのですが、どうも詳しくはわかりません。
そして回りきるところに賓頭廬尊者像(びんずるそんじゃぞう)が設置されていて、ここはいつも
行列ができています。
目以外の自分の身体の具合の悪いところを撫でて参ると効果があるとされているので
お参りに時間がかかるせいですね。
厄除けのご祈祷を希望される人は本堂前の両側の受付で申し込みます。
護摩加持祈祷の料金は
法螺貝が鳴り修験者の祈祷と共に紫色の袈裟を着たお坊さんが、依頼者の頭に剣を当て
願いを書き込んだ護摩木が護摩堂内の炎の中に投じられます。
毎年のことながら、よくもまあ延焼しないことだと燃え盛る炎を見て思います。
戦乱の時代、大坂夏の陣で徳川家康が真田軍勢に追われた際に、辛くもこの寺にかくまわれ、
観音様のご加護で九死に一生を得たとも言われているお寺です。