春牡丹が終盤になっていました。
天智天皇(中大兄皇子)の時この地に光を班津三大石があり、掘ると弥勒三尊の
石像が現われました。
勅願により堂宇を建立し「石光寺」の名を賜り、役の小角(えんのぎょうじゃ)が
開山となり弥勒如来を本尊として祀ったのがはじまり。
聖武天皇の時(750年ころ)に蓮糸曼荼羅を織った中将姫が、この寺の井戸で
蓮糸を洗い五色に染め、桜の木にかけて乾かしたというのでこの桜を「糸かけ桜」
井戸を「染めの井」といった。
またこの寺を「染寺」ともいい、二上山頂まで「染(しめ)」という。
牡丹のピークは4月半ば~月末で、このゴールデンウィークがぎりぎりセーフ。
田圃の畔には桜やチューリップ、牡丹ほどの華やかさは秘めているけれどちゃんと
可愛い花たちがいました。
今日もミサイル攻撃をされずに暮れました。