各地で義務教育の入学式も一通り終わって来週からはまた新年度・新学期が始まります。
春休みの間に予定されていた改修工事も無事に終わることが出来ました。
学校の先生方も準備のために慌ただしく職員室と廊下を行き来しておられました。
その中の一つのシーンですが、中年女性教諭が私達の作業している前の
廊下を生徒用のパイプ机を抱えるようにして運んで行かれるのを目にしました。
その行く手からまだ三十代半ばの男性教諭が二人逆に向かって来ながら
「〇〇先生、もう△組の机は足りてましたからソレはもういいですよ。」と
声をかけていました。
『ああ、そうなん? そしたらまた戻さなあかんね』と一度降ろした机をまた持ち上げて
元来た方向に引き返そうとしていました。
これね、普通の会社とかの事務所などと言った社会だったら、年上のそれも女性が
1人でヨイショと運んでいるのを見たら、二人の若い男が「持ちましょうか?」と
出て行くのが共同生活していく上の協調性とか言うもんじゃないでしょうか?
そのまま二人の男性教諭はすれ違ったまま行ってしまいました。
なんかおかしくネ?
クラブ活動で登校して来ていた生徒たちもシッカリ見てた中の出来事。
財団法人社会経済生産性本部の資料による入社年度別新入社員のタイプを見ると
面白い分析がなされているが、こんな教育の場で育った生徒はどんなタイプになるのだろう。
学問ももちろんのことながら精神面や道徳面を育成する場であるのが義務教育ではないの
だろうか?
友人に教職の場に居る人や校長を務めている者もいる。
仲間内では声を揃えて
「教育者として相応しくない者だけれど他の企業でなんか勤まらないから仕方がないか」と
噂する。
もちろん本人はそんなこと夢にも知らず教育論の様なものをブチかましてシラケさす。
これからの日本を支える子供たちの手本となって欲しいですよ、センセ
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平成22年度(2010年) ETC型
性急に関係を築こうとすると直前まで心の「バー」が開かないので、スピードの出し過ぎに
ご用心。
IT活用には長けているが、人との直接的な対話がなくなるのが心配。
理解していけば、スマートさなど良い点も段々見えてくるだろう。
“ゆとり”ある心を持って、上手に接したいもの。
平成23年度(2011年) はやぶさ型
宇宙探査機「はやぶさ」が7年にもおよぶ長旅から帰還したことが多くの人に感動を与えた。
最初は音信不通になったり、制御不能になったりでハラハラさせられるが、長い目で見れば
期待した成果をあげることができるだろう。
あきらめずに根気よくシグナルを送り続けることが肝心だ。
平成24年度(2012年) 奇跡の一本松型
東日本大震災にも耐えて生き残った「奇跡の一本松」の話は、復興に向けて多くの人に
勇気を与えてくれた。
今年の新入社員についても、前例のない厳しい就職戦線を潜って残った頑張りを称えたい。
これからの人生においても自然災害をはじめ「想定外」の事態に直面することもあろうが、
その困難を乗り越えていくことが大いに期待される。
今のところは未知数だが、先輩の胸を借りる(接木)などしながらその個性や能力(種子や穂)
を育てて行けば、やがてはどんな部署でもやっていける(移植)だろうし、他の仲間とつながっ
て大きく育っていく(松原)だろう。
そう言われてきた。
そして今年平成25年度(2013年)は ロボット掃除機型
一見どれも均一的で区別がつきにくいが、部屋の隅々まで効率的に動き回り家事など時間の
短縮に役立つ(就職活動期間が2か月短縮されたなかで、効率よく会社訪問をすることが
求められた)。
しかし段差(プレッシャー)に弱く、たまに行方不明になったり、裏返しになってもがき続けたり
することもある。能力を発揮させるには環境整備(職場のフォローや丁寧な育成)が必要。
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