こんにちは「中川ひろじ」です。

みんなのお困りごとが私のしごと

12.8不戦を誓う日

2008-12-07 19:10:57 | 憲法・平和・沖縄
12月8日は太平洋戦争の開戦日であり、我々は不戦を誓う日として毎年講演会を開催している。今日の信濃毎日新聞でも主筆の中馬清福さんが、林功三さんが訳した「ヤーコブ・リットナーの穴蔵の手記」の林さんの後書きを引用している。社会新報でも取り上げたことがあったが、私はまだ読んでいないので、さっそくインターネットで著書を注文した。関連する記事をインターネットで検索をしていたら、抜粋だが載っていたので掲載する。
「過去の償いをすることは、われわれ人間の力をもってしてはほとんどできないことである。しかし、過ちを克服することは、弱者であろうと強者であろうと、もっとも人間にふさわしい行為である(……このドキュメントを発表した)われわれの意図は、努力と恥を惜しまない人、歴史からすべてを学ぼうとする人を助けることであった(……)われわれは夥しい書類と愚行の記録を示し、その中にわれわれが歩むべき道を切り開こうとした。われわれは個々の人間の罪を暴露するためにそうしたのではない。そのような弾劾はわれわれのすべきことではない。われわれは、すべての民族を苦しみの中に巻き込んだわれわれの時代の全ての関係を認識できるようにしたのである。われわれの罪を小さいものにすることはわれわれの関心事ではない。なぜなら、罪を知りながら生き延びるときにのみ、われわれは同時代の人びとの尊敬を獲得することができるからである。かれらの尊敬をえられるのでなければ、われわれの人生はもはや生きるに値しないのだ。」
「罪を知りながら生き延びるときにのみ、われわれは同時代の人びとの尊敬を獲得することができる」は、1985年5月8日に行われたドイツ連邦共和国(当時)のヴァイゼッカー大統領が,ヨーロッパにおける終戦40周年を記念しておこなった演説「過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となる」と相通じるものだが、過去を明確に罪として認識することが、人間として、はるかに尊いことであるかを林功三氏は教えている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

社会新報12月3日号

2008-12-07 17:58:19 | 活動日誌
社民党の機関紙「社会新報12月3日号」に「党公認衆院選素顔で語る予定候補者紹介」に掲載されました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする