沖縄普天間基地問題について過去からの経緯を整理しておきたい、コメントで小学生でもわかるようにと言われたことと、叔母から「社民党は反対と言っているだけではないか」と言われたこと、社民党へ電話で「辺野古への移設は仕方がないじゃないか」と言われていることに、私の立場ですべて答えられるわけではないが、参議院選挙も始まることであるし、整理しておく必要があるかな。間違っていたら、遠慮なくコメントで指摘してください。お願いします。
1、経過
(1)1995年海兵隊による小学校6年生の女子に対する暴行事件があり、沖縄県民の「地位協定」に対する怒りが爆発した。当時8万人を超える県民大会が開催された。1996年、県民の怒りを抑えるため、地位協定のうち、これまで起訴されるまで取り調べることのできなかった米兵の事件で、重大事件については起訴前に取り調べができるようになったことと、世界で一番危険な基地と言われた普天間基地の返還と、代替施設を辺野古に建設することを日米で確認した。この時から、辺野古では座り込み監視行動が開始された。
(2)2001年9月11日の同時多発テロにより、米軍は世界的な軍事戦略を、テロに備えるため「アメリカの本土防衛」に重きを移すための再編を進めることにした。その一環として、普天間基地の海兵隊をグアムに移すことを日米で確認した。
2、問題点
(1)問題の出発点の第1は、(1)にある。米兵の暴行事件の解決策はは、地位協定の見直しで十分であるが、なぜここで普天間基地の移設問題がセットになったのか、知っている人は教えてください。
(2)でも、問題がすり替わっている。あくまで、米軍の本土防衛のために沖縄海兵隊をグアムに移すことが必要であることを前提にして、グアム協定を結んでいる。であるなら、普天間基地の移設先はグアムと確認していることになる。
3、結論から言うと、少女暴行事件も普天間基地問題も、「辺野古における基地建設」とは関係がないということである。たぶん、アメリカ側は終始一環しているだろう。日本政府が、国民に説明するため「新基地建設」では難しいと考えて、「少女暴行事件」や「普天間基地の移設」ということを理由にして説明しているだけではないかと考えられる。核密密約問題と同じ、日本国民を欺いているとしか言いようがないやり方だ。だから、社民党が提案し、現地も受け入れ表明しているテニアンは、問題外の外であり、マスコミも抑え込んで報道さえもさせなかった理由が見えてくる。ごまかしの上塗りをしているにすぎない。
4、解決策は、まず政府は正直にすべてを話すべきである。もともと辺野古や嘉手納の弾薬庫に直接搬入ができる軍港をアメリカが要求していたということ、新型輸送機の配備場所をアメリカが要求していたといこと、それを無条件に受け入れられないから、理由を日本政府があとから付けた理屈で説得しようとしたこと、これらを明らかにすることが必要である。
そこから出てくる答えは、海兵隊はグアム協定によりすみやかにグアムへ移転する。残りの訓練もテニアンへ移転する。理由のない辺野古新基地建設はアメリカにあきらめてもらう。この交渉を始めると政府が宣言をするということしかない。
1、経過
(1)1995年海兵隊による小学校6年生の女子に対する暴行事件があり、沖縄県民の「地位協定」に対する怒りが爆発した。当時8万人を超える県民大会が開催された。1996年、県民の怒りを抑えるため、地位協定のうち、これまで起訴されるまで取り調べることのできなかった米兵の事件で、重大事件については起訴前に取り調べができるようになったことと、世界で一番危険な基地と言われた普天間基地の返還と、代替施設を辺野古に建設することを日米で確認した。この時から、辺野古では座り込み監視行動が開始された。
(2)2001年9月11日の同時多発テロにより、米軍は世界的な軍事戦略を、テロに備えるため「アメリカの本土防衛」に重きを移すための再編を進めることにした。その一環として、普天間基地の海兵隊をグアムに移すことを日米で確認した。
2、問題点
(1)問題の出発点の第1は、(1)にある。米兵の暴行事件の解決策はは、地位協定の見直しで十分であるが、なぜここで普天間基地の移設問題がセットになったのか、知っている人は教えてください。
(2)でも、問題がすり替わっている。あくまで、米軍の本土防衛のために沖縄海兵隊をグアムに移すことが必要であることを前提にして、グアム協定を結んでいる。であるなら、普天間基地の移設先はグアムと確認していることになる。
3、結論から言うと、少女暴行事件も普天間基地問題も、「辺野古における基地建設」とは関係がないということである。たぶん、アメリカ側は終始一環しているだろう。日本政府が、国民に説明するため「新基地建設」では難しいと考えて、「少女暴行事件」や「普天間基地の移設」ということを理由にして説明しているだけではないかと考えられる。核密密約問題と同じ、日本国民を欺いているとしか言いようがないやり方だ。だから、社民党が提案し、現地も受け入れ表明しているテニアンは、問題外の外であり、マスコミも抑え込んで報道さえもさせなかった理由が見えてくる。ごまかしの上塗りをしているにすぎない。
4、解決策は、まず政府は正直にすべてを話すべきである。もともと辺野古や嘉手納の弾薬庫に直接搬入ができる軍港をアメリカが要求していたということ、新型輸送機の配備場所をアメリカが要求していたといこと、それを無条件に受け入れられないから、理由を日本政府があとから付けた理屈で説得しようとしたこと、これらを明らかにすることが必要である。
そこから出てくる答えは、海兵隊はグアム協定によりすみやかにグアムへ移転する。残りの訓練もテニアンへ移転する。理由のない辺野古新基地建設はアメリカにあきらめてもらう。この交渉を始めると政府が宣言をするということしかない。