こんにちは中川ひろじです。皆さんは、連休をどのようにお過ごしになられましたか?
松本では「そばまつり」が三日間松本城公園で開催され、大変大勢のお客様がおこしになりました。
初日が5万8千人、二日目は午前中雨風が強かったのですが、午後は晴れて4万9千人。最終日の12日は?
私は、10月10日はすでにご報告してありますが、「平和を守る岡田の会の学習会」と「わだつみの会秋の集い」がありまして、夜は卓球の練習でした。
11日が朝か第58回松本市市民体育大会(市民祭)で、地元の岡田地区の選手として卓球の部に出場しました。朝からあいにくの雨模様で屋外競技の野球とゲートボールが中止となりました。卓球の部で運営をつとめる松本卓球連盟の副会長としてご挨拶を申し上げ、肝心の試合は一回戦は勝ったものの、二回戦で和田地区に4:3で惜敗しました。年々、身体が動かなくなることを自覚しながら、早めにランニングをして体づくりをしていますが、とても間に合わなくなってきました。できる範囲で無理をせず体力づくりを目的にする年齢となったようです。
12日は、障がい者の卓球クラブMs(エムズ)で練習。車いすの方たちと一緒にひと汗流しました。
そんな三日間を過ごして、今朝、追分のスタンディングをしました。戦争法案が通ってしまい、安倍内閣になってから矢継ぎ早に「国家安全保障会議設置」「武器移転三原則」「特定秘密保護法」「戦争法制」と、戦争ができる国づくりが急ピッチに進められ、恐ろしさを感じます。国の根幹にかかわる憲法の解釈を変更して集団的自衛権行使を認める法律をつくることができるのならば、今後主権在民も、基本的人権の尊重も覆されかねません。衆議院の小選挙区制で実質民意が国政に反映されていないことや、貧困と格差の拡大は、すでに憲法無視の政治のもとにあると言ってもいいのでしょう。そう考えると、この三日間の学習やスポーツや家族との語らいが、本当に貴重なものだと思えてきます。
戦争法案反対運動は、これまでになく盛り上がったように見えますが、毎日チラシを配っていたり、集会に参加する方の顔を見ていたりすると、言うほどには戦争法案の問題点は理解されていないし、関心も高くないということも感じています。
今回の運動に携わった多くの方から、戦争法制廃止の一点で野党共闘をという声があります。このこと自体は私は賛成です。しかし、あらためてこの間の運動をふりかえってみて、本当に戦争法案の問題点が広げられたのか?自民党の支持率や安倍内閣の支持率を見ていて、率直に市民の皆さんがどんな思いでいるのか考える必要があると感じています。そうでないと来年の夏の参院選で野党がまとまったとしても、今のままでは自民党に勝てないと思います。