これまで信州大学松本キャンパスで開催してきた新安保法制の撤回を求める信州大学人の会シンポジウムがはじめて上田市にある長野大学で開催された。
今回の報告は、長野大学久保木匡介先生「民主主義再生への課題―信州から参院選を踏まえて考える」、長野大学相川陽一先生「村の社会運動と地域自治―TPP、安保法案への異議申し立て」、信州大学大串潤児先生「信州と琉球・沖縄の歴史的経験をむすぶ」でした。
私自身の感じたことを記録しておきたい。
久保木先生の報告「安保法制に賛成・反対の意見を超えて野党の質問に正面から答えない政府や強行採決というやり方に民主主義の危機を感じたのではないか」「これまで、お任せ民主主義で誰に政策判断を任せるかを決めるのが選挙であったが、市民が選挙に関わり政策にかかわる「私たちの民主主義」がつくられつつあるのではないか。この経験を継続できるのか」
相川陽一先生「村という顔の見えるなかで社会運動がつくられる経験」
大串潤児先生「信州の歴史と運動から今日の情勢を考える」