私の父、中川昭三が病気療養中のところ4月10日午後0時30分心不全のため死去いたしました。父は昭和三年生まれで三月二五日に満八九歳を迎えたところでした。父は三才山において柳沢順一・はるよの子として一〇人兄弟の三番目でした。三歳の時にはるよの妹やよの嫁ぎ先である松岡の中川英一のところへ養子に入り、以降地元の学校を卒業し、松本市立中学の1回生として昭和20年3月に卒業、松本医専を卒業後、国立松本病院内科医長、梓川診療所、国立療養所松本城山病院長、あずみの里施設長などを歴任、40年以上にわたって医師として働いてきました。退職後は好きなクラシックの鑑賞をしながら過ごしてきましたが、昨年9月に肺炎で信州大学付属病院に入院、その後リハビリのために藤森病院へ転院、さらに老健あずみの里で療養を続けてきました。3月12日急な症状の悪化により協立病院へ救急搬送され、一時は危篤状態となりましたが奇跡的に持ち直し、入院生活を続け3月末にはあずみの里へ戻れるかというところまで回復をいたしましたが、再び容態が悪化し帰らぬ人となりました。父の妻(私の母)は朝日村の上條緑郎・芳恵の子として三人姉妹の二番目で昭和30年松岡の中川家に嫁いできました。二人の間に私を含め子ども三人、そして孫八人、ひ孫二人に囲まれた人生でした。(写真は金婚式のとき)
通夜 4月12日(水)18時 虹のホール岡田 松本市岡田町555
葬儀 4月13日(木)10時半 同上
喪主 中川真一(長男)、中川博司(次男)