2023年12月26日
長野県知事 阿部守一様
長野県議会 改革信州
代表 小林東一郎
都市間交通における県の関与を強めることの緊急要望
日頃、県民福祉の向上にご尽力いただいていますことに敬意と感謝を申し上げます。
さて、11月定例会でも課題となりました、来年4月から高速バス「長野-松本便」の廃止に続き、2024年4月の残業時間規制の強化、いわゆる2024年問題は交通運輸業界に大きな影響を及ぼします。県は、11月22日関係団体などと「物流2024年問題の克服に向けた共同宣言」を行い、対策が進められているところです。
交通業界においては、運転手不足は極めて深刻であり、2024年問題で8割の業者が路線減を検討しているといわれています。
長野県内においても、高速バス「長野-松本便」の廃止にとどまらない状況も考えられ、県民の足を守るため、県内都市間交通に本格的に県行政が関与する時代に入ってきたと認識すべきです。
つきましては、県が主体となった都市間交通バスの運行について、高速バス「長野-松本便」の存続も含めて、早急に検討をすることを強く要望します。
以上