12月4日社民党松本総支部は臥雲松本市長に対して当面の市政運営について要望を行いました。要望の内容は以下の通りです。
当面の市政運営に関する要望
日頃、松本市民の福祉向上に向けご尽力いただいていますことに感謝を申し上げますとともに敬意を表します。
さて、臥雲市政は新型コロナ禍において松本市民の命と暮らしを守るために懸命の努力が行われてきました。また、地域公共交通の維持のため路線バスの公設民営化を行い市民の足の確保、公契約条例の制定、ゼロカーボンの政策にも着手をしてきました。
新型コロナが2類から5類に移行し、アフターコロナの新たな展開が一層期待されるところですが、円安から輸入食糧品や燃料油の高騰が市民生活を圧迫し、とりわけ年金生活者や低所得者の暮らしを直撃しています。
そこで、当面する市政課題について下記の通り要望をします。
記
1,年金生活者や低所得者など経済的に厳しい状況にある市民の生活を底支えするため、灯油の配給を行うこと。
2,松本市独自の給付型奨学金制度を創設すること。また奨学金返還への利子補給など支援制度を創設すること。
3,会計年度任用職員や公共交通で働く労働者などの賃金が、限りなく最低賃金に近い水準となっていることから、あたりまえに暮らしていける賃金水準にすること。
4,松本市の食料自給率を100%(エネルギーベース)にすること。また、オーガニック学校給食の普及に更に努めること。
5,再生可能エネルギーへの転換を大胆に進めるため、公共事業として屋根置き太陽光発電施設と蓄電施設の設置を進めること。
6,松本広域圏唯一の公立病院として松本市立病院の建設を着実に進めること。
7,社会福祉協議会と連携した福祉行政の推進に向けた福祉拠点の一体化をすすめること。
8,LGBTQ、ジェンダー平等など人権政策をさらに進めること。
9,部落差別をなくすため、不当なインターネット映像の配信について法務局と連携して排除すること。
10,子ども、子育て支援センターを充実させること。
11,公設フリースクールをつくること。
12,インバウンドをすすめるため外国人旅行者のニーズを的確に把握すること。
13,労働行政を充実させ、松本市勤労会館を存続させること。
14,松本市職員の病気休職の原因を究明し、誰もが健康でゆとりをもって仕事ができる環境整備を行うとともに、職員の人材育成につとめること。また、市民サービスを低下させないため人材確保につとめること。
15、水道・現業職場・市立病院・公立保育園幼稚園の直営を引き続き堅持すること。
16,保育士、介護士などエッセンシャルワーカーの大幅な処遇改善を行うこと。
17、寄り添いがた福祉を進めるため社会福祉士の採用をすること。
以上
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