リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

日本語

2005年02月12日 04時04分36秒 | 日記
オスカー・ギリアっていう有名なギタリストがいるんですけど、彼は今バーゼルのムジーク・アカデミーで教えています。ムジーク・アカデミーはスコラと施設が共用なので、カフェでちょくちょく彼を見かけることがあります。私が昔ギターをやってたころ、確か現代ギターというギター専門誌の表紙になったことがありました。そのころはすごく精悍な感じだったけど、今はすっかり肥満で・・・先日なんか、ギターを背中に背負って歩いてくるプーのおじさんが来た、と思ったらオスカーだった。(笑)
この前のクラッセンにギターのHさんが来てたので久しぶりに話をしました。彼女はオスカーのところで勉強している大変有能な日本人ギタリストです。彼女はこっちに来ている学生では珍しく英語ができます。で、オスカーと何語でレッスンしているの?って聞くと、その答えがなんと日本語!えーっ、全然知らなかった。オスカーは何でもことばの勉強が大変好きらしく、自分で日本語を勉強したらしいです。そういやホピーもいつぞやオスカーが日本語を知っているよって言っていたっけ。でもそのときはまさか実用になるレベルとは思っていなかったからなぁ。よし夏学期になってカフェで見かけたら日本語で話しかけてみよう。