能登半島地震はいまだ全貌がつかめていない状況で、救援もちゃくちゃくと進んでいるとはいうもののまだまだ不十分なようです。やはり半島という地形が困難さに輪をかけているようです。
道が寸断されていて物資が運べないのなら自衛隊のヘリ(民間でもいいです)どんどん使えばいいのにと思ったので、調べてみましたら、輸送用多目的用で陸上自衛隊は206機、航空自衛隊52機、海上自衛隊10機所有しているようです。(保有機数自体はもっと多いのですが戦闘用はさすがに使えません)
私は小学校低学年のときに伊勢湾台風で被災しましたが、近所の中学校に大きなヘリコプターが舞い降りるのを見たことがあります。その頃の救援物資の衣類は新品はなく古着ばかりでした。時代がかわったんですねぇ。アメリカ経由の救援物資の中にはコンビーフの缶詰があって、これは人気でなかなか手に入りませんでした。当時は多分普段コンビーフを食べている家庭はそう多くはなくというか多分ほとんどなかったので大人気でした。普段食べているものより美味しく栄養もある!それ以外はカスカスの乾パンばかりでしたが。
話が少しそれました。昨日テレビのニュースを見ていたら、実はちゃんと自衛隊のヘリも救援活動に参加していました。上陸用のホバークラフト揚陸艇なんかも活用していました。あんまり細かに報道するとどっかの国のスパイが虎視眈々とみている?そんなレベルではないか。
でもなんか多くのヘリをまだ活用し切れていないような感じもします。じゃんじゃん飛ばして物資を必要なところにもっと早い段階で運ぶことができたはずですが。あまり知識がないのでわかりませんが、災害の復興支援をする主体は県がやると聞いています。これってちょっと無理があるのでは。国が主体になって自衛隊も計画的に活用すればいいのではないでしょうか。いいものを沢山持っているのにうまく使えない。この国は災害支援だけでなく他の分野でもそういうことがいくつもあります。トップがだめなんですねぇ。