今年のNHK大河ドラマは平安時代ものでちょっと方向が変わりました。信長や家康なんかが出てくるのはもう見あきましたので今度はどうだろうかと第1回を見てみました。
第1回からなかなかの展開で面白かったです。久しぶりに毎週録画予約をセットしました。ただ惜しいのは藤原為時役の役者さんがちょっとミスマッチ。為時は和歌や漢籍に通じているインテリですが、そのインテリ感というか学者感がちょっと乏しいですなぁ。もうちょっと知的な感じの人がよかったです。
以前の平安時代ものでは「平清盛」がありましたが、吉松隆が音楽を担当すると言うので何回か見ました。画面のトーンが少しくすんだ感じでよく時代の雰囲気を出していていい感じでしたが、どっかの知事さんが画面が汚いとかおっしゃって、それにNHKが忖度したのか急に途中からトーンが妙に明るいものに変わりましたのでもう見るのを止めました。あれってカメラさんや映像を担当している人たちは悔しかったでしょうねぇ。
いつぞやの大河の音楽はハリウッド映画みたいな感じだったですが、平安時代ものにはさすがにそれはあわないでしょう。今回音楽を担当する冬野ユミのサウンドもなかなかいい感じです。はたして私は飽きずにこの連続ドラマを1年かけてみることができるのでしょうか。