リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

リュートを海外に送る

2024年01月17日 16時13分19秒 | 日々のこと

新しいアッティオルバートを送ってもらう送料をラースに尋ねたら日本円で14万ほどかかるとのことです。日本からだと日本郵便の国際小包で1万円台で送れるのですが、スウェーデンにはそういう仕組みがないとのことです。日本から楽器を送るときは国際小包で、長さ150cmと横周の合計300cmのものまで安価で送ることができます。

引っ越しするときのスーツを入れる段ボール箱にこのサイズにぴったりあてはまるものが市販されていて、この段ボール箱にはテオルボ以外の楽器は全て入ります。ケースに入れて隙間に発泡スチロール製の緩衝材を詰めます

いままでもそのサイズの箱でこちらからスティーブン・マーフィーにラソオマ製の軽量ケースを送り、折り返し同じ箱にラソオマ製のケースに入れた楽器を送ってもらったことがありました。モーリス・オッティジェーにもその箱に入れて楽器の修理を依頼したことがありました。

今回もラソオマ製の軽量ケースにアッティオルバートを入れる予定ですが、もう一度スウェーデンから安く送る方法がないか、件の段ボール箱のサイズを示して尋ねてみようかと思います。なにせ14万は高すぎます。もっとも取りに行くよりはこれでもずっと安いのですが。