リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

転換点まっただ中!?

2023年04月20日 13時47分56秒 | 日々のこと
歴史の転換点というのは、後年過去を眺めてみるとわかってくるものですが、どうも昨今は波があまりに大きくて急激なので転換点を意識せざるを得ません。

いくつか並べてみると、コロナ禍、ロシアのウクライナ侵攻、安倍さんの暗殺、豊田章男社長退任、習近平四選、ChatGPT発表などなど。こうして並べてみるとなんかすごくないですか?

空耳も終わりましたしね。(笑)タモリもそろそろ引退を考えているみたいです。昨日水曜日のダウンタウンでタモリが有名人認知度第一位になっていましたが、そんな人気タレントが引退すれば芸能界もかなりかわるのではないかと思います。

ここに富士山が爆発するとかいった天変地異が加わったらえらいことですが、こういうときに限って起こりがちなのが世の中というものです。泣きっ面に蜂ってやつです。過去を振り返るとそのようなことがあったみたいです。

この超大転換期をどうすごすかはとても重要なことですが、さりとてなんかできるかというと特別に有効な方法はなさそうです。できることと言えば、ボーッとしていないで世の中かがどう動いているか、どう変わっているかをしっかりと見続けていくことくらいです。

空耳アワー

2023年04月19日 16時09分32秒 | 音楽系
タモリ倶楽部も3月でとうとう終了しましたが、当地方は遅れて放送されていますので、最終回は来週になります。先日のタモリ倶楽部ではソラミミの新作集を放送していました。ご存じだと思いますが、このコーナーのジングルの一番上のメロディを階名でいうと「ソラミミ~レ~ド~」ですね。(笑)

個人的なベスト作品はマイケル・ジャクソンのSmooth Criminalの「朝からちょっと運動」です。

「三部作」になっていますが、2つ目の作品です。

実は私も投稿したことがありましたが残念ながら採用されませんでした。楽曲はバッハのカンタータ第39番の第5曲目ソプラノのアリアです。


(著作権の関係?で画面では表示されていませんが、YouTubeに飛んでみることができます)
お手数ですが次の2行を紙に写してからお聴き下さい。

17:53あたりから"Wenn vor deinen Angesicht
17:58 いっしょに生きてみたいねん

歌手の口をよく見て聞いて下さい。急に大阪のおばちゃんになります。


ドレスデン手稿本改訂時の案内文

2023年04月18日 14時12分42秒 | 音楽系
旧ホームページ仕舞いをやっていましたら、懐かしい記述が出てきました。ヴァイスのドレスデン手稿本加筆修正版の改訂版を出したときの案内文です。

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このドレスデン手稿本の加筆修正版を作ろうと思ったのは、1970年代の後半です。まだ東ドイツが存在していたころのザクセン地方図書館に手紙を書き、マイクロフィルムを購入しました。当時西ヨーロッパ諸国の図書館などに照会してマイクロフィルムを購入するのはさほど困難ではなかったのですが、「共産圏」に照会するのはいくつかの困難を伴いました。東ドイツのある図書館からマイクロフィルムを購入したとき、代価としてお金ではなく、ジョン・ケージの著書を要求されたり、また別の博物館へは、送金したお金が結局届かなかったこともありました。そういう中ではドレスデンは比較的スムーズにマイクロフィルムが購入できた方だと思います。
初版の50部はB4縦片面印刷ハードカバーでした。印刷も謄写印刷で全て自分で行いました。印刷は順番にしていったわけではなく、加筆修正が不要なページから始め、加筆修正をしながら少しずつ印刷していったことを覚えています。50枚ずつ印刷することはさほど大変ではありませんでしたが、160数種類もあると管理が大変だったことを覚えています。8年がかりで全て印刷し終えたあと、1冊分ずつ「拾う」作業が次に来ます。当時勤めていた中学校の生徒10人くらいを夏休みに呼び出し、彼らに「拾う」のを手伝ってもらいました。タイトルや目次などを含むと172種類にもなる原稿を4教室の机の上に置き、順に拾っていく作業です。カップラーメンをおごってやったとはいえ、こんなわけのわからない作業を彼らは喜々としてやってくれました。今ならまず考えられないことでしょうし、PTAなんかで問題になるかも知れません。おおらかな時代だったと思います。「はじめに」には書きませんでしたが、彼らにも感謝しなければなりません。製本は自分でする技術がないので専門の業者に頼みました。この初版本以降に注文を受けた分に関しては、謄写印刷ではなくコピーを使っています。サイズも使いやすいように縮小してA4サイズにしました。
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そうです、初版本はなかなか苦労しました。このドレスデン手稿本の加筆修正版の初版50部は完売し、そのあと出した改訂版も50部くらいは出したと思います。この手のものとしてはまぁまぁでしょう。

原版は40年を超えるものも混じっていますので、紙が相当傷んでいます。もうキンコーズに頼んでコピー・製本は無理かもしれません。そこでデジタル化して原典と同じ見開き配列、サイズもA4横組み版を作ってみようかと考えています。

現在Scribdなどで修正が入っているドレスデン写本が手に入ります。私も使うときがあるのですが、解像度が低いのと修正が間違っている部分があり少し問題があります。私の修正版のデジタル版を作って販売してもどうせコピーされまくるでしょうから、いっそフリーにしようかとも考えています。(紙の初版本もコピーされまくっていましたから)もっとも制作に相当時間がかかるでしょうから、出すとしても先のことになりますが。

製作家奥清秀氏を訪ねる

2023年04月17日 20時51分36秒 | 音楽系
ルーデス・モレノ・ウンシージャ作のアーチ・リュート(1993)の塗装(ネック)が少しはげてきましたので、奥清秀さんに塗装をお願いしてありましたが、完了したとのことなので彼のスタジオまで取りに行きました。

縁があって彼の古い10コースルネサンスリュートを譲り受けたことがあって、それがとてもいい楽器なので若い彼には期待をしております。

東名高速を横浜青葉で降りてあとはちょっとややこしい道ですが、ナビに従ってちゃんとスタジオの前まで到着できました。

早速塗装ができあがったルーデスを見せてもらいました。綺麗に塗装されていて剥げ落ちた部分はほとんどわからないくらいです。

普通ネックの指板に近い部分は少し硬めの木を当ててあるのですが、ルーデスの楽器は軽量化のためでしょう、当て板ナシ、突き板もナシですので、フレットを移動するときに注意しないとキズがつきやすいです。

でも軽量化のおかげでとても音に瞬発力があり音量もあります。通奏低音にはとても使いやすく他の楽器に負けることはありません。またソロのときたとえあまり音響の良くないところで演奏しても、音が届かない感じはしません。

楽器をケースに収めその後しばし奥氏と歓談。あれやこれやの話題に花が咲きました。

新型プリウスに試乗(ロードインプレッション編)

2023年04月16日 10時07分56秒 | 日々のこと
今回はロードインプレッション編です。となりに三重トヨタの営業のNさんに座っていただきました。まずお店から国道に出てアクセルを軽く踏むと、とても軽く加速するので驚きました。この最初の数秒のインプレッションで、この車が相当進化したのだということを予感させます。

私が乗っていた3代目プリウスだとアクセルの踏み加減と車の加速状態が一致しない感じでしたが、かなりこの問題は解決されたようです。THSにおける10年間の進歩は相当なものだと思いました。

TNGAを導入する前のトヨタの車はとても直進安定性が悪かったのですが、今回のニュープリウスはMINIと遜色ない直進安定性です。室内もとても静かです。

高速域ではどうなるかを試してみたかったので、無理を承知でコース変更を頼みましたらいいとのことで、マル秘の所に向かいました。

低速から急加速をしてみましたが、十分な加速力があり、トヨタのハイブリッドシステムも随分進化したものだと思いました。ただ、フルスロットルだとややパンチ不足で、もう少しトルクがあればいいかなと感じました。

でも日常的には充分すぎるくらいのパフォーマンスで、これでリッター25kmを下回ることはないというのは驚きです。ワンタンクで軽く1000km行くという超好経済性です。ブレーキも以前の何となくあった違和感がなくなりました。

今回試乗させていただいたのは最上級Zグレードで400万近くします。私がかつて乗っていたプリウスも300万超えで内装の安っぽさが残念でしたが、今回の新型プリウスも内装が安っぽいです。税込みで400万超える車ですから、ここだけがちょっとがっかりですが、走り、経済性、エクステリアは大進化したことは間違いありません。

新型プリウスに試乗(内外装チェック編)

2023年04月15日 12時45分05秒 | 日々のこと
もう街で見かけるようになった5代目プリウスに試乗してきました。今回は内外装チェック編です。

早速会場?の三重トヨタ桑名店に参りまして外観のチェックです。



それにしても流麗なデザインです。19インチタイヤがプロポーションをぐっと引き締め、まるでプレミアムカーのようなたたずまいです。

リアゲートについていた「横棒」みたいなのはついに5代目で廃止されました。あれがあるとなんかミラーで後ろを見るときに目障りなんですよね。

Aピラーの角度がさらに鋭角になったようで、中に乗り込むときに気を付けないと頭を打ちそうです。頭があたらないように注意して乗り込みました。

車内に乗り込んだときの第一印象、それは「わープラスティッキー!!」特に正面のメーター付近がペンペラの硬質プラスチック。たたくと安っぽい音が響きます。ドア周りやセンターコンソールあたりも何か安っぽいです。エクステリアがプレミアムカーと言っていいくらいのシックさとの落差が大きいです。

エンジンにお金がかかるので、ここまではカネを掛けられないということなんでしょうけど、一生懸命かっこよくなるようデザインした努力は認めますが、あと20万高くなってもここはいい素材を使うべきですが、そうはいかない事情もあるんでしょう。

あまり批評なんかで言われていないみたいですが、アクセルペダルがオルガン式になっています。



これって4代目からそうなっていたんでしたっけ?3代目のプリウスはオーナーでしたので覚えていますが、吊り下げ式でした。

スピードメータはやっと正面にきました。私はプリウスの前にはエスティマに乗っていましたが、この車もセンターメーター。これ、ホントに使いにくく、体が勝手に左シフトしてしまい妙な疲れが残ったものです。センターメーターなんてトヨタの誰が言い出したんでしょう。普通になってよかったです。



ナビの画面はとても大きく使いやすそうです。先代のみっともない縦型よりこちらの方が妙な圧迫感もないしベターです。



ナビの下の操作系のスイッチはピアノの鍵盤みたいな形状で、慣れればブラインドタッチもできそうで使いやすそうです。



シフトノブも4代目は知らないんですけど、3代目以前のようにハンドル近くの妙な場所にあるのではなく、一般的なセンターコンソールに設置されています。

シートはデザイン、座り心地ともとてもいいです。後部の荷室もスタイルから想像するより遙かに広い感じがしました。

内外装ともとても良くなった5代目プリウスですが、インパネの安っぽさは何とかして欲しかったです。惜しいです。

やはり黄砂が

2023年04月14日 16時18分02秒 | ローカルネタ
せっかくピカピカにしてもらった我が愛車ですが、当地にも黄砂が飛来してきましてしっかりとボディを汚してくれました。



昨日揖斐川河口付近の右岸堤防を走っていますと、本当は正面に多度山という標高400mくらいの山がくっきり見えるはずなんですが、白くかすんで見えています。



コイン洗車で高圧洗浄機で黄砂を飛ばしに行こうかと思いましたが、なんか空模様は曇り空。スマホで天気予報を見ましたら明日から明後日の朝にかけては雨らしいです。せっかく洗車してもまた黄砂混じりの雨が降ってきて汚れることになります。洗車は来週にした方がよさそうです。

アルトマン氏来日についてChatGPTが書くと・・・(2)

2023年04月13日 13時16分43秒 | 日々のこと
ChatGPTの記事はなかなか素晴らしいですね。隙がありません。でも私は「400字くらいで」とお願いしたはずですが、えらく長いまとめをいただきました。さすが自分のこととなると能弁です。そこで、

「ちょっと長すぎます。400字くらいにまとめてください」

と新たに依頼しました。

帰ってきた文章がこちら。


ChatGPTのCEOアルトマン氏来日―技術進化と国際協力の新たな一歩

ChatGPTのCEOアルトマン氏の来日は、人工知能技術の進化と国際協力の象徴である。ChatGPTは最先端の言語モデルであり、その高い生成能力と自然な応答能力が期待される。日本は人工知能技術のリーダーであり、アルトマン氏の来日は日本の評価と信頼を示すものとなり、技術進化と社会的課題についての議論を深める機会を提供することが期待される。(176字)


こんどはえらく短くなっています。「です、ます体」から「である体」に変更するなど最初から字数を減らす戦略を取っています。ただ私は400字くらいと言ったのですが・・・

でもそつなくまとめられていて、何かのテストの答案だったら、満点でしょう。でも当ブログみたいにいつも隙だらけの文章をチンタラ書いてますと、きちんとしすぎていて違和感があります。ChatGPTってアタマはいいけどあまり使えない人みたいな・・・当ブログのゴーストライターとしてはちょっと無理なようです。

アルトマン氏来日についてChatGPTが書くと・・・(1)

2023年04月12日 18時01分12秒 | 日々のこと
昨日のテーマをChatGPTにやらせてみました。

「アルトマン氏来日についてブログに書きたいので400字程度にまとめてください」

ChatGPTのCEOアルトマン氏来日――技術進化と国際協力の新たな一歩

ChatGPTのCEOであるアルトマン氏が来日しました。この訪日は、世界中で注目を浴びる人工知能技術の進化と国際協力の新たな一歩を象徴しています。

まず、ChatGPTはOpenAIによって開発された最先端の言語モデルであり、人間のように文章を生成することができます。その高い生成能力と自然な応答能力は、様々な分野での活用が期待されています。例えば、カスタマーサポートやコミュニケーション支援、翻訳や文章生成など、ビジネスや学術、医療など幅広い領域での活用が期待されています。

また、今回の訪日は、国際協力の新たな一歩を示しています。ChatGPTは、世界中の多様なユーザーに対して公平かつ包括的にサービスを提供することを目指しています。特に、日本は人工知能技術の研究や産業応用において世界的なリーダーであり、日本の企業や研究機関との協力はChatGPTの進化を加速させることが期待されています。

さらに、アルトマン氏の来日は、日本の人工知能技術に対する評価と信頼を示すものでもあります。日本は、人工知能技術の研究や産業応用において世界的なリーダーであり、高度な技術と知識を持つ人材が集まる国でもあります。アルトマン氏の来日は、日本の人工知能技術に対する関心と期待を反映しています。

さらに、今回の訪日は、技術進化と社会的課題への対応の両面において意義深いものとなります。人工知能技術の進化は急速であり、社会的な課題や倫理的な問題も浮き彫りになっています。アルトマン氏の来日は、日本の研究者や専門家との交流を通じて、技術の進化と社会的な課題についての議論を深める機会を提供することが期待されます。

アルトマン氏来日

2023年04月11日 17時29分45秒 | 日々のこと
Chat GPTを開発したサミュエル・H・アルトマンCEOが来日しています。昨年の11月に発表されて以来、2月にはユーザーが1億人に達したそうで、日本でも100万人のユーザーがいるそうです。

最近鈴木宗男参議院議員が自分についてChatGPTで調べたら共産党員であった過去があるという内容が返ってきて憤慨していたそうですが、まだChatGPTは全然完全なものではないんですよね。ITの知識がない人ほど、完璧なものだと思い込む傾向があるのかも知れません。

アルトマン氏はまだ37歳ですが、日本にやってきてトップの岸田総理に面会するなんてなかなかすごいことだと思います。普通どれだけ画期的なアプリを開発したとはいえ、国のトップに面会できるということはないでしょう。ビル・ゲイツやイーロン・マスクでもさすがにそこまでは出来なかったように思います。それほどChatGPTは大きな力を秘めているということなんでしょう。

規制の動きが出ている国もいくつかある中、日本を真っ先に訪問先に選んだのはある意味千載一遇のチャンスだと思います。私が思いつくのはインタラクティブな英会話アプリなんかが行けそうです。音声認識アプリと動画アプリを組み合わせて、ある特定の場面の会話を進めるアプリが出来そうです。評価を自動で出すのは難しそうですが、そのログを取るのは簡単にできると思います。学校教育とか英会話教室で使うことができれば画期的なことだと思います。

ChatGPTは大規模言語モデルなので、言語で構築されていない非言語の世界である音楽なんかへの応用はどんなもんなのでしょうか。例えば過去400年に渡る西洋音楽の全楽譜資料をAIに学習させるとか。多分楽譜を何らかの言語形式に直せば可能なような気がします。リュートのタブなんてモロ言語形式になっていますから。メロディだけならすぐ出来そうですが、ハーモニーや楽器編成などを一定の形式でモデル化するのは難しそうです。でももしそれが出来たらそのデータをDAWに流して、AIが作曲した古典派の交響曲を音にするということが可能になるかも知れません。