気温30度が暑くてお風呂の30度がぬるく感じるのは?

2009年12月27日 | 長野労基のひと口コラム
 いよいよ押しせまってきました。1年間積み上げてきた積み木を、いったん崩してまた積み上げるという感じが若い日々はあったのですが、この頃ではそんな感慨にふける間もなくですよね。たちまち春がきて・・・夏がなんて言っているうちに、また年の暮を迎えていますもの。

 お風呂の話題を続けます。

 気温30度が暑くてお風呂の30度がぬるく感じるのはなぜでしょうか?
長野労基の1口コラムです。このコラムとっても気がきいていて、一人で読んでいるだけではもったいないので、ついつい転用させていただいちゃいます。

 私たちの体、つまり皮膚が感じる温かさや冷たさは、皮膚とそのもの(空気や水)が接して、その間で熱の移動が速いか遅いかによって感じ方が違ってくるそうです。 

 空気とお湯の場合、お湯の方が空気より熱伝導率が高いので、体温が概ね36度ですから、30度のお風呂では皮膚から熱を早く奪い、そのため冷たいと感じるのだそうです。

 それに対し空気の場合は、皮膚との間の熱の移動が遅くなります。そのため、人間の体が外気温22~25度の時、ちょうど心地よく感じて体温を36度前後で保つようになっていますから、気温が30度くらいになると体内に熱がたまり、その熱がなかなか逃げていかず、その結果、暑く感じることになります。

 なお、その場合は人間は汗をかくことによって熱を逃がし、体温を調整するようになっています。

 あたりまえのことなんですが・・・・これを説明しろと言われてもできませんが、このコラム分かりやすいでしょう。

依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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コメント (1)
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