アパート建ち過ぎだと思いませんか。

2009年12月21日 | 住まいづくり
今朝、夫の車の助手席に座ってドライブ・・・何のことはない車を持ちに・・・忘年会シーズンですねえ。

 明るい日ざしに道路際のアパートがよく見えた・・・・カーテンがない・・・空室なのである。12戸のうち3戸、隣の木造は16戸で4戸が空いていた。

 どちらも築10年前後か、ひょっとするともっと築浅かもしれない。

 こんな良い場所でもねえ・・・とつぶやいたら、夫の職場の近くもアパートがいっぱいなのだという。「昼休み歩いてみると、空いているよー」と言う。

 誰が見ても出来すぎと思うのに、確認申請を見れば次から次に建っている。

 先日知人の近くを通ったら、うぁーやっぱり建っている、と言う感じで建っていた。その知人と宴席でご一緒した折、「採算あいますか?」とお聞きしてみた。

 ついでに入居具合も・・・6割から7割だという・・普通なら大家としては、いてもたってもいられない数字だが・・・・10年の家賃保証だという。

 「家賃下げろとは言いませんか」とお聞きしたら、それはないという。

 建物に1億数千万、30年返済元利均等、10万前後の管理料を払い手残り30万とか。10年経てば土地代分の回収は付くと・・・もちろん土地は今まで所有していたものだけど。土地を売ったといてもそんなにならないから・・・・と。

 最初の10年はなんとかなるとしても、10年目かなりの修繕が必要となろう。その修繕があらたな家賃保証の条件だろうし・・・・。
更新ごとに家賃が上がったなんてのは、もう神話の時代、今は下がる時代かもしれない。その時、借入残高は元利金等で1億円。その時手残りは幾らになるだろうか。

 家賃保証は続くのだろうか。

 先のことはいろいろ考えない事にしている、とおっしゃられた。

 荒廃農地をなんとかしなくちゃあと、ようやく行政でも本腰をいれる言葉も聞くようになった。農家の主にしてみれば、作物うんぬんよりも、草取りでまいってしまうのである。

 そんな時、「手残り幾ら」は大きな誘惑に違いない。


 場所がおまちなら、平成4年から上がり続けた固定資産税も、それの背中を押すのだろう。

 何もしないで次世代に送りませんか・・・・よっぽどの好条件で無い限り・・そう提案しているのだけど。

 それにしても・・・よく建っています。

依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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「宝来の家」に特別ご招待

2009年12月21日 | 住まいづくり
「宝来の家」完成見学会にお越しになれなかった方に内部をご案内いたします。

この吹き抜けの写真は、玄関です。

玄関には、来客用玄関と家族用シューズクロークがあります。

腰板は、メルクシパインで、塗装はリボス社のメルトスハードオイル(自然塗料)をお施主様が施工。
匂いも少ないそうです。

玄関に設けられたベンチは赤松。

壁は調湿ウォールの吹き付け。

玄関の巾木はサクラ、特別に通気の為の穴があけられました。
 真田家の六文銭をイメージしたデザインです。
(腕の見せ所とばかりに大工さんが頑張ったみたいです)

次回をお楽しみに!!

               中島みゆき

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