高田 郁さんの本お勧めです。

2009年12月17日 | 読書
 肩が張るのなら読書控えたら、と夫が見かねたらしく声をかけてきた。疲れはともかく読書は私の生きる糧みたいなもの。やめればストレスが溜まるのよねーと答えて読んだのがこの方の本。

 高田郁(たかだ かおる)さん。角川春樹事務所出版の時代小説文庫版で「八朔の雪」「花散らしの雨」・・・みをつくし料理帖シリーズである。

 読んでみたらこれが面白くて止められないのである。とうとう1日に2冊読破してしまった。さらにこの人の別の作品が読みたくて本屋さんや行くか、ブ○クオフに行くか迷った。

 夫に「あっちもこっちも本だらけ」の言葉を思い出し、半年ばかりの間に読んだ本の処分もと考えて、紙袋いっぱいの文庫と最近の新刊書の類を抱えて。

 本の査定の時間に、正月休みと旅行中に読む本をあさった。活字離れと言われて久しいから、本屋さんへ行っても読みたい本に出合えるとは限らない。毎日たくさんの本が出版されても、店先にはわずかな時間しか並ばないし。
 
 その返品されたものが古書ショツプにも並ぶみたいで、半額程度で買えるとこがうれしい。

 高田郁さんの本を1冊ゲット。この方の本を読んだ後では、なぜか他の薄っぺらに思える小説には手がでなかったが、まだ読んでない本の山が手元にないと落ち着かない身では、何がなんでもと8冊ばかりを選ぶ・・・・2850円

 購入金額で20.000円以上した本の査定は・・・・990円。本当に最近発売になった新刊書も50円。カバーのついてないものには値が付かない。

 処分するということだからいいんだけど、本好きには・・・やはり耐えられないなー。この次は駅の誰かに読んでもらえるコーナーに持っていこうと固く決心した。

 その夜、高田郁さんの本を読み始めた。それにしても何でこんなに雰囲気か違うのかなーと。そして3日目、何気なく著者紹介の生まれ年を見て????・・・違う。
よくよく名前を見たら「高田 侑」(たかだ ゆう)さんだった。どうで・・・・。

 高田郁さんは女性で、集英社レディスコミック誌「YOU」にてマンガ原作者(ペンネーム川富士立夏)の名前で出ていた方とのこと。
 2007年「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞し、作家デビューした方。

 料理の好きな方ならのめり込めそうな楽しい本ですよー・・・・お勧めです。
依田 美恵子

    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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