佐久市環境審議会が4日、一般廃棄物処理の第2期計画案(2010~14年)をまとめた。期間中の5年間で、市民1人当たり1日の家庭系ゴミの排出量を48g(8.4%)削減し531gとするなどの数値目標を挙げた。との新聞記事を見ながら、いまさらにそれがどんなに困難な生活をしているかを感じる。
帰宅時何らかの物を携えて帰るのは日常だし、郵便物に宅急便にと、どんどんと物が入り込んでくる。物についているパッケージ類はばかにならない。
先日商工会議所の会員大会に受付終了寸前に会場に飛び込んだ私に、「エコシティ佐久」(環境都市・佐久)の署名をと声がかかった。
まあ悪い趣旨ではないので、署名をしたら、パンフレットとシールが差し出された。パンフレットはともかくシールは、使わないのはミエミエだし・・・・「いりません、使いそうにないので」とお断りしたら「どなたかに差し上げてください」と。
やっぱり断るにはエネルギーがいる。でもこんなシールどこに張るのかな。
車にシールを張ると、下取りの査定が下がりますって聞いたことあったし・・・なんでも貼ったとこだけ色が違ってしまうのだとか。
机の引出を開ける度気になるんだけど・・・・なまじ「エコ」とあるから、ゴミ箱直行しづらいんだよね。
世の中には啓蒙のためとか、パンフレットをつくるのが仕事という事業も結構多いような気がする。
05年~09年の排出削減目標は市民1人当たり60gだったが14gの減だったとのこと。
市によると家庭系と事業系を合わせた排出量は10万人以上50万人以下の自治体では、全国第4位・・・・少ないほうから。全国平均の1033gを約300g下回っているそうだ。
先日紙袋を収納してある押入をのぞいた。こんな寒い日に見なければよかったわ、と後悔した。出て行くより入ってくるほうが多いから、たまるんだわ。
大きさを揃えて、少し大目に残して処分した。ついでにその隣のお盆コーナーも取り出しやすいように並べ替えた。その時思った。これから300年は生きないとこれらは使い切れないと。
かっては家庭で70人から80人位の人寄席があった。私が結婚した当時はまだそういう時代だったから、やたらに什器類が多いのである。箸から始まって茶碗にお椀に湯のみまで。人寄席の外注化が始まり、使わないままに大事に仕舞われている物の多さ。
お客様によく申し上げるけど、「使わないものを収納するために、家を大きくする必要がありますか。」
人事ではなく自分のことを言っているみたいである。
20代や30代の日々は人生は永遠のように思えたから、欲しいものがいっぱいあった。
でもこの年齢になると、自分で使いきれる分量の予測がつくから、物は要らないということになる。
ゴミの削減目標の数字を見ながら、自分の体力でできるうちに処分しておきたい物の数々を思いつつ後ろめたさを感じているのである。
依田美恵子
軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家
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まあ悪い趣旨ではないので、署名をしたら、パンフレットとシールが差し出された。パンフレットはともかくシールは、使わないのはミエミエだし・・・・「いりません、使いそうにないので」とお断りしたら「どなたかに差し上げてください」と。
やっぱり断るにはエネルギーがいる。でもこんなシールどこに張るのかな。
車にシールを張ると、下取りの査定が下がりますって聞いたことあったし・・・なんでも貼ったとこだけ色が違ってしまうのだとか。
机の引出を開ける度気になるんだけど・・・・なまじ「エコ」とあるから、ゴミ箱直行しづらいんだよね。
世の中には啓蒙のためとか、パンフレットをつくるのが仕事という事業も結構多いような気がする。
05年~09年の排出削減目標は市民1人当たり60gだったが14gの減だったとのこと。
市によると家庭系と事業系を合わせた排出量は10万人以上50万人以下の自治体では、全国第4位・・・・少ないほうから。全国平均の1033gを約300g下回っているそうだ。
先日紙袋を収納してある押入をのぞいた。こんな寒い日に見なければよかったわ、と後悔した。出て行くより入ってくるほうが多いから、たまるんだわ。
大きさを揃えて、少し大目に残して処分した。ついでにその隣のお盆コーナーも取り出しやすいように並べ替えた。その時思った。これから300年は生きないとこれらは使い切れないと。
かっては家庭で70人から80人位の人寄席があった。私が結婚した当時はまだそういう時代だったから、やたらに什器類が多いのである。箸から始まって茶碗にお椀に湯のみまで。人寄席の外注化が始まり、使わないままに大事に仕舞われている物の多さ。
お客様によく申し上げるけど、「使わないものを収納するために、家を大きくする必要がありますか。」
人事ではなく自分のことを言っているみたいである。
20代や30代の日々は人生は永遠のように思えたから、欲しいものがいっぱいあった。
でもこの年齢になると、自分で使いきれる分量の予測がつくから、物は要らないということになる。
ゴミの削減目標の数字を見ながら、自分の体力でできるうちに処分しておきたい物の数々を思いつつ後ろめたさを感じているのである。
依田美恵子
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