山菜の季節・・・甘酒と味噌を混ぜて食す。

2016年04月26日 | 料理
あっという間に葉桜になりました。代わって桃畑の濃いピンクが美しい佐久です、そして花桃も。一面黄色の絨毯だったのに、こちらも白い綿毛が目立つようになってきました。

 もうどの花が咲いてなんていうレベルではありません。ありとあらゆる花が咲いてこの世の春とは今の様をいうのでしょう。

 本日は父の1年忌です。桜の花を追いかけるように逝った父でした。私たちの心には今も父が存在します。

 月初めに1年忌法要を清ませ、先日の日曜日は孫子と共に、お墓参りとささやかな偲びの膳を囲みました。

 今朝お団子を作りました。この1年、というより娘の死から始まった私のお団子作りです。

 月に2回の月命日のお団子作りで、上手になりました。けれどこんなこと上手になんかなりたくなかったのです。

 たくさんのお花に囲まれました。届けていただいたお花に淡いけれど赤みが混じり、見るものの心を癒してくれます。

 1年前のお花はあまりにも寂しい色合いで、沈む心に重石がかかるように思われました。

 お花は故人にささげると共に残された者への癒しになるのですね。

 
 週末、庭の草退治です。裏庭のこごみが芽を出し始めました。それを気持ちよく収穫するには草が無い方がいいのです。

 昨年いっぱい採りすぎたようで株が傷んでいます。今年はほどほどにしましょう。

 気がついて畑のワラビ畑に行って見ました。かわいいワラビが頭を持ち上げ始めていました。畑の持ち主に電話で了解を得て楽しいワラビ採りです。

 重曹に熱湯で美しい緑色になりました。食べるよりも採る方がずっと楽しいのは山の物です。

 お知り合いがタラの芽の初取りを届けてくれました。

 ウドもステックにしたり煮たりです。横山タカ子さんが甘酒とお味噌を混ぜて山菜に付けて食べるとおいしいと新聞に書かれていました。

 さっそく冷凍してある米麹300グラムをほぐし水500グラムを炊飯器に入れ保温して2時間で甘酒が出来上がりです。

 3分の2は小分けして冷凍にしました。その甘酒とお味噌を同量混ぜて、うど・きゅうり・行者ニンニクをいただきましたら最高でした。

 これは病みつきになりそうです。

 越冬野菜の最後の大根を片付けるべく、豚バラ大根と佐久の郷土料理の煮こじを作ります。ちーちゃんは大根は大好きなので黙って食べてくれます。

 昨年農業2年目の夫の作ってくれた野菜、本当にいつくしんで最後まで使い切っています。ほんと褒めて欲しいわ。

 お客様感謝祭の準備を着々と進めています。慣れてくるとポカをしがちなんだそうですので、ひとつひとつシミレーションをします。

 まあ一番はお天気ですが。お近くのみなさんお出かけくださいね。
                                                   依田 美恵子

  軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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