蛇の話2話

2016年05月24日 | 日々のこと
 佐久はお田植え真っ盛りです。朝お客様のお宅へお寄りしたら「お田植え終わったよ」とおっしゃられました。それを聞いた瞬間「・・・・我が家はいつなんだろう」と。

 ほとんどは委託にだしているのですが、一反部だけ作っているのです。作っていると言っても・・・・植えてもらって・・・・刈ってもらって、というレベルですが。

 父が自分で食べるのだけは自分の田んぼでとこだわったからです。

 昨年、水はけが悪い田んぼで、慣れぬ米作りをした夫は、稲を転ばしてしまい、100坪程を手刈りをしたのでした。

 それに懲りて、今年は水はけの悪いところには植えないことにするのだそうです。だから1反部だけなのです。

 週末は一泊の人間ドックなんだけどなあー、と気になりました。

 
 感謝祭が終わった後、その後始末に追われていました。

 ようやくに中島木材通信も作成してお届けにうかがっています。狭い木戸のところは手前で車を停めて歩いていくのですが、その舗装された道路に蛇がいました。

 下を向いていた私は3メートルの距離まで気が付きませんでした。

 まあ―当然悲鳴はあげました・・・・・足音と悲鳴で普通なら蛇の方だって逃げ出すはずなんですが・・・・・身動き一つしないのです。

 私見たのです・・・・その蛇の先にあるものを・・・・・穴でした。蛇はその穴に神経を集中していたのです。人間の足音なんかでは邪魔されたくなかったのです。

 穴の中はねずみなのでしょうか、いつでも飛びかかれるような体勢でした。

 同じところを通る勇気がなくて回り道して戻ったのですか・・・・見ていれはおもしろかったかも(笑)

 しばらく前、絶滅しそうな動物や植物のパンフレットを見ました。そしてその中に「やまかかし」という蛇の写真がありました。

 それを見て何十年前の疑問がとけました。やまかかしの模様は点々なんです。

 小学校の1年か2年の頃、田の畔で蛇を踏みつけたことがあったのでした。踏んだ瞬間鎌首が持ち上がりました。ただただ踏みどころが良かったということかもしれません。

 そうでなければ噛まれていたでしょう。やまかかしは死に至るほどではないにしても毒蛇ですから。

 点々の模様が鮮明に記憶に残っています。蛇もびっくりしたでしょうが、私だって飛び上がるほどびっくりして逃げ出したのでした。

 その後、何の蛇だったか調べるほどには親近感を持てずに今日に至ったのですが、生きてきた人生の中の疑問のひとつが解決したことに間違いはありません。

 昨日小学校5年生のお田植えでした。田んぼの中に裸足ではいること・カエルがいるかもしれないこと、私たちの子供の頃には当たり前にしていたことが、
そうではなくなってきているのを感じました。まるで都会の子のようね、と夫と話したのでした。
 
 だから稲作りはとってもいい体験になるでしょう。

 蛇の嫌いな方には申し訳ないブログでごめんなさい。

依田 美恵子

  軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら



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