甲子園と森林セラピー

2016年08月06日 | 日々のこと
甲子園行き・・・・断念しました。なんたって開会式の第一試合です。夜行バスは体力的に絶対無理と思っていました。今回は電車の募集はなさそうみたいで。

 新幹線で行くにしても、時間的に第一試合ではむずかしいし。前泊できる訳もなし。

 夫もちーちゃんも都合が悪いし・・・・・。だんだんしぼむ私の夢。

 それにこの暑さ。

 主治医に無理をしないことと言われていて「無理しないとはどの程度なのでしょう」といつも難しい質問をしているのだけど、これが無理と言わずに何を無理というのであろうかと自戒したのでした。

 諦めました。

 本日、森林セラピーの募集をしていた夫ですが、「応募者が少なくて」と。ハイ私に同行依頼です。

 私の予定うんぬんもありません(笑)

 たしかに本日オリンピックの開会式ですものね。結局集合したのは案内人を含めて12名でした。

 場所は我が家の近くの平尾山で、案内人は我が家の隣人です。

 「平尾の森」はウッドチップで舗装されていました。平尾山に登ったのは小学校4年の時と、今から10年少し前の2度だけで、もっぱら眺める山に徹していたのです。

 今年最高の暑さの予報を聞きつつ、森林の中に入ると、そこはまさに別天地で涼しいのです。

 準備運動のあと、整備された遊歩道に入ります。案内人が草木の説明をしてくれます。花筏が平尾山にあるなんて知りませんでした。

 実が結実するのは雌木だけなんですってね。雄木には花が咲いた跡だけが残っていました。

 木々が大きく成長しているので、草花は森の中に数多くはみられませんが、それでも20数種は数えられました。

 唐松と赤松そして広葉樹の森です。木々の間から漏れるこもれ日に様々な葉が多様な色合いを見せます。
 
 春の芽吹きの頃は緑のバリエーションが豊でした。それが初夏になると山は同じ濃さの緑色に里からは見えますが、こうして森の中を歩いてみると、やっぱり緑も多様です。

 途中15分ほど、森の中にシートを敷いて横になりました。うるさい程のセミの声の中で、空を見上げます。こもれ日が頭上の葉にあたっています。

 わずかなこもれ日にあたろうと葉は重ならずひろがっているのです。

 地面に生えている小さな木々も、全部が大きくなれるわけではありません。自然淘汰されていってしまうのですね。

 森林セラピーがからだにいい訳は、森林浴をするということは、人に適した優しい環境の中に身を置くということなのだそうです。

 気持ちがリラックスしたり、実際に身体の免疫力が上がったり、血圧も低下すると言われています。森の持つ「癒しの効果」ですね。

 ここには「カブトムシドーム」があります。入場無料です。初めて入ってみましたがカブトムシがたくさんいました。

 子供たちにとっては最高かもしれません。8月27日まで営業とのこと。

 山育ちの私は多少知っているつもりだったけれど、新しい発見がいっぱいありました。

 説明を聞きながらですから、身体に負担もなく自然を楽しく味わいながらリラックスした時間を過ごすことができました。

 誘ってくれた夫に感謝です(笑)

                                   依田 美恵子
 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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