契約した金額が安いから、ずっと我慢するのだろうか。

2016年08月09日 | 住まいづくり
例年8月初めは出穂の時期、出穂の前はたんばが黄色くなると義父に教えてもらったのは、何十年も前のこと。今年は道を走っていても出穂が見えない。

 夫に話したら、我が家のたんぼはさらに遅れているという。例年倒すから、植えてくれる方が一番最後にしてくれたかららしいが。

 本日出穂がいっぱいのたんぼ発見。やつぱり1週間は遅れ気味かもしれない。

 暑いと言いつつ、事務所の北側を開けておくと、さわやかな風の通りで、入ってこられる皆さんが「今日も暑い」のご挨拶に付いていけない私です。

 クーラーがよく効いて・・・なんて言ってもらうけど、窓開いていますよ。

 いつも言うけれど、わが社の事務所は日本一快適なんです。

 この工法で建てさせていただいているお客様も日本一快適なんだと思います。

 1年に1度、もろもろの会の懇親会の席でお会いするお客様が、今年の7月お会いした時「中島木材」で建ててもらって本当に満足ですと、お話いただきました。

 2002年に建てられたお客様でした。その日も暑い日でしたのでエアコンお使いですか?とお尋ねしましたら、取り付けていないとのこと。

 無くても十分暮らせるのだとか。

 いえいえ2000年以前は佐久はそんな感じできていたのですが、移動の車の中も、職場もみんなエアコンの時代でしょう、だいたいご主人が一番先にエアコンっておっしゃるみたいですよ。

 とそんなお話で盛り上がりました。

 建てて14年経っても、住み心地に満足していますとおっしゃつていただいて、私本当にうれしく思いました。

 自分の会社の方向が間違っていないと確信がもてるからです。

 今ローコストの住まいが目に付きます。世の中の雇用状態から見て安い住宅を欲しいと願う方もいるのも現実だと思います。

 契約した時、ローンを組む時までは、安い住宅は喜びでしょうが、実際住み始めてから・・・・契約した金額が安いから仕方がないとあきらめて住んでいくのでしょうか。

 安くつくる住宅にはそれなりの方法があるのです。いい物が安くなっているわけではありません。

 冷暖房のランニングコストだって違います。家のメンテナンスも早くにしなくてはならないかもしれません。

 1年ほど前「2000年に建てた自宅が、新築したてと言われますが、なぜですか?」と聞かれたことがありました。

 それは外壁材にセラミックを使ったからでした。その頃発売して間もない頃でしたが、それを使うことにより、費用は掛かりましたが、10年後のメンテを必要としなくてもいいだろうということでです。お客様はその費用を捻出されるのに、ベランダをアルミにしました。そうですアルミもメンテがかかりません。

 10年後のメンテの費用を見越して、セラミックを使ったから、いつまでも新築したてのように見えるのでしょう。同じ頃に建てた家からみてもぜんぜん違いますとおっしゃつていただきました。

 外観以上に「住み心地」なのです。

 バリアフリーなんて言葉、わざわざ言わなくても当たり前になりましたね。でも本当のバリアフリーって温度差なんです。家中の温度が同じならば、身体に対する負担が少ないでしょう。

 わが社はもう25年も「住み心地」の良い家を作り続けてきているから、ぜんぜん当たり前なんですが・・・・世の中にはまだまだご存じない方がいらっしゃるんですね。

 先に書きましたが、わが社の向いている方向は、お客様の幸せを願ってです。

 安い住宅を建てれば、一時は喜ばれることもあるかもしれませんが、満足されることはないでしょう。

 「住まいは幸せの器」だから、住む人の幸せを願って「住み心地」いい家を建て続けているのです。

 その信念を25年間、一時もブレルことなく、持ち続けているのです。

 そんな私たちを支えているのは、「済心地に対するお客様の満足」です。
                                 
お盆が来て昔の感覚であれば、今年の前半が終わったということです。社員一同また後半頑張っていきたいと思っています。よろしくお願いいたします。
依田 美恵子
 軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら



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