野菜が高い

2018年02月05日 | 家族
日曜日、42年前の五つ子ちゃんのテレビを、巻き寿司を巻きながら見ていた。3日の節分、みんなお出かけで母と私だけだったから、豆まきも恵方巻きも日曜日に日延べしたのだった。

 お稲荷さんを詰めていたちーちゃんが、テレビの中の五つ子ちゃんの女の子が「運動会がうれしくないもの」だったというナレーションに「私もだよ」と深く同調した口調で言った。

 まあーわからないではない。我が家に生まれた娘と来た嫁は運動が苦手・・・・が家風なんだな。

 これが生まれた男子とくれば、運動は得意とくる。

 ちーちゃんの言葉に、私も深く納得したのであった。

 豆まきの鬼役の息子が一緒の時間にこれなかったので、ちーちゃんと男子3人で豆まきとなった。

 小1は、まだ鬼のお面も欲しかろうと用意しておいた。一番下は、どうしても歳相応の遊びを省略されがちである。兄たちのペースで物事が進んで行ってしまうから。

 家の中にあった滑り台も車も、兄たちの勢いでは危なかろうと、片付けた時の三番目の寂しそうな顔が忘れられない。

 ごめんね、怪我をしないうちにだからね。

 だからたまには小さい子のペースにあわせなきゃあね。

 ちーちゃんに言わせれば、豆まきの直球がとても痛いので、鬼にはなりたくないのだとか(笑)


 野菜が相変わらず高い。たまには緑色が欲しいわとレタスを買ったら、結球してなくて中まで外側のようなものだった。

 寒さが効いているのかも。きゅうりもスマートすぎるし、この時期台所を預かる主婦は大変だろうな。

 農家は昔から越冬野菜を保存する習慣がある。白菜・キャベツ・かぼちゃ・じゃがいも・大根・ネギ・ヤーコン等をモロや発砲スチロールの箱にいれてある。

 だから基本的に野菜コーナーはスルーで通る。

 野菜は採れた時使い切れないものは、加工して貯蔵しておく。

 冷凍庫には、福神漬け・ナスの辛子漬け・ゴーヤの佃煮・夕顔・干瓢・プルーンのジュムも1年分・コーンに、切干大根・ヘソ大根も孫たちの好きな筍ごはんの具も、山椒の実も山椒のペーストも入っている。

 食品庫にはナスのオリーブオイル漬け・トマトのピクルス、きゅうりのピクルス・梅酒・馬ぶどう酒・棗酒・らっきょう漬け・梅漬け・粕漬けにお味噌が1年分仕込んである。

 大豆に青ばつにペチャ豆がこれも1年分。

 これらはほとんどが夫が作ってくれた物を私が加工したもの。

 こう書きだしてみて・・・・自分を褒めた。

 「大草原の小さな家」の自給自足生活にあこがれてきたから、ようやく自分で仕切れる歳になったから、いっぱいいっぱい料理したいから。

 小さなずくが食卓を豊かにしてくれるのがうれしい。

 男子3人がお餅に反応したというので今朝、白いお餅と豆餅の2臼ついた。

 たくさん食べて大きくなってほしい・・・・男子3人はみんな小柄だからね。

                             依田 美恵子
    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら



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