竹林を手入れする

2018年02月19日 | 家事のこと
土曜日、羽生選手の金メダル間違いなしの滑りを見た後、夫と竹林に出かけていきました。ここ3日ばかり夫は竹林に通って大汗をかいたと言っていました。

 竹は11月から2月の間に、1メートルの高さで伐ると枯れるという、ずいぶん前に「現代農業」が出元の知識を実践するためでした。

 私がその知識を仕入れた頃、私は我が家に竹林があることを知りませんでした。だからもっぱらその知識を人様に伝授していたのでした。

 ある時、知人から「お宅の山の筍いただいています」という意味不明なご挨拶を貰いました。

 そのことを父に話しましたら、竹林があると言います。私の知っている我が家の竹は、笹竹というか、農作物の畝に使うような細い竹がある山の畑でした。

 そしたら、その奥の方に本物の竹林があるのだそうです。

 昨年夫と公図片手に竹林に行って見ました。そこで見たのは荒れ果てた竹林でした。

 竹って増えるのですね。だからその山の裾野にはずっと竹が生い茂っています。だから我が家の竹林に続いて何人もの方の竹林が続いていたのです。

 その時、1度手入れをしようということで11月から2月を待っていたのでした。

 言いだしっぺは私ですので、夫にすべてを振るのも気の毒です。そんな訳で出かけていきました。

 隣の畑ではプルーンの剪定をしていました。

 小さな鋸で1メートルばかりの高さに伐っていきます。ところが、雪で倒れた物や立ち枯れている物が入り乱れていて簡単には行きません。

 伐った竹を夫が真ん中に積み上げていましたので、その下になったところは手が付けられません。

 最初に界を教えてもらったのですが、うちの方に倒れたり覆いかぶさったりしている竹を伐らないことには、先に進めませんから、もう界うんぬんなんてかまっているどころではありません。

 隣の竹林も我が家以上の荒れ状態ですから、もうよしとしましょう。

 数十本伐ったところで、鋸の切れが悪くなったのか、腕に力がなくなったのか、ギブアップです。

 それではと枯れている竹を寄せて、来る筍の時期に入りやすいようにしました。

 伐った竹を置く場所が必要なので、今年だけでは無理です。伐った竹の葉が枯れ落ちたら、それの始末をすることにして、慣れない仕事を止めにしたのでした。

 時計を見たら4時半ですが、立春を過ぎ日が延びました。

 翌日曜日は松本で会議があって、出かけた私です。

 竹林に行った夫に、隣の畑で剪定をしていた方が「奥さん伸びちゃったかい」と聞いたとか。いえいえ私翌日に筋肉痛が出てくるほど若くはありません(笑)

 夫はその後ひとりで出かけて、とりあえず終わったと言います。お疲れ様でした。

 笛吹けど踊らず・・・・ではないいい夫です(笑)

 私の心はもう筍です。

 この春の宿題がもうひとつです・・・・ウルシの木を枯らすです。こればっかりは笛を吹いても踊れないようです(笑)

                                   依田 美恵子
    軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


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