太陽熱温水器による暖房の開始。

2009年12月22日 | 住まいづくり
 今朝の寒さ、寒中並み。戸外はマイナス10度に近づいたということか。野沢菜漬けを出しに味噌部屋に入ったら、漂白用の桶に薄氷が張っていた。築28年の我が家、その当時の最先端の断熱はしてあるが、味噌部屋はアルミサッシのシングル。何年かに1度の寒波の年には凍ることがある。

 朝食時、母が「あんまり寒いから、風邪ひかないように気をつけなさいよ」と心配してくれた。事務所は20度設定いつも薄手のセーター以外は着れない快適さだ。それでも母の心配をありがたいと思い、1枚羽織ろうかと思ったが、事務所の中の空気がいつもと違う。

 稼動は来春にしようと言っていたのに、太陽熱温水器を使った暖房が稼動していたのだった。FFストーブ1台で、建坪45坪を20度にして充分にしてあまりある状態であるが、しかし熱源から一番遠い場所を、熱源以上にすることは不可能である。

 その熱源から遠い応接に入った時、「あれー」と。やわらかな暖かさが全身を包んだのだった。昨夜私が帰宅する時はまだ工事中だった。稼動したんだーとパネルに触れてみた。「あったかーい」

 どんな資源よりも、無尽蔵の太陽熱を使わない手はない・・・・そう社長は力説する。暖房に使うならその効果が充分に発揮できるのは、それなりに作られた高気密・高断熱の家だと。

 事務所は実験棟である。お客様には暖房までに使うことはあえて勧めない。お勧めするのはお風呂とキッチンの給湯にである。何事も費用対効果を考えなければならないから。事務所にはお風呂がないから・・・暖房にして目に見える状態にしたのだ。

 今朝一番のお客様、入られて暖かさを感じられたのだろう、目でFFストーブが燃えていないのを確認されて「燃えてませんねえ」と不思議そう。

 今までだって佐久市で一番快適な事務所だって自負してきたけれど、そこにさらに一段の快適さのアップとエコが加わる。これからの毎日が楽しみである。
                       依田 美恵子

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アパート建ち過ぎだと思いませんか。

2009年12月21日 | 住まいづくり
今朝、夫の車の助手席に座ってドライブ・・・何のことはない車を持ちに・・・忘年会シーズンですねえ。

 明るい日ざしに道路際のアパートがよく見えた・・・・カーテンがない・・・空室なのである。12戸のうち3戸、隣の木造は16戸で4戸が空いていた。

 どちらも築10年前後か、ひょっとするともっと築浅かもしれない。

 こんな良い場所でもねえ・・・とつぶやいたら、夫の職場の近くもアパートがいっぱいなのだという。「昼休み歩いてみると、空いているよー」と言う。

 誰が見ても出来すぎと思うのに、確認申請を見れば次から次に建っている。

 先日知人の近くを通ったら、うぁーやっぱり建っている、と言う感じで建っていた。その知人と宴席でご一緒した折、「採算あいますか?」とお聞きしてみた。

 ついでに入居具合も・・・6割から7割だという・・普通なら大家としては、いてもたってもいられない数字だが・・・・10年の家賃保証だという。

 「家賃下げろとは言いませんか」とお聞きしたら、それはないという。

 建物に1億数千万、30年返済元利均等、10万前後の管理料を払い手残り30万とか。10年経てば土地代分の回収は付くと・・・もちろん土地は今まで所有していたものだけど。土地を売ったといてもそんなにならないから・・・・と。

 最初の10年はなんとかなるとしても、10年目かなりの修繕が必要となろう。その修繕があらたな家賃保証の条件だろうし・・・・。
更新ごとに家賃が上がったなんてのは、もう神話の時代、今は下がる時代かもしれない。その時、借入残高は元利金等で1億円。その時手残りは幾らになるだろうか。

 家賃保証は続くのだろうか。

 先のことはいろいろ考えない事にしている、とおっしゃられた。

 荒廃農地をなんとかしなくちゃあと、ようやく行政でも本腰をいれる言葉も聞くようになった。農家の主にしてみれば、作物うんぬんよりも、草取りでまいってしまうのである。

 そんな時、「手残り幾ら」は大きな誘惑に違いない。


 場所がおまちなら、平成4年から上がり続けた固定資産税も、それの背中を押すのだろう。

 何もしないで次世代に送りませんか・・・・よっぽどの好条件で無い限り・・そう提案しているのだけど。

 それにしても・・・よく建っています。

依田 美恵子

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「宝来の家」に特別ご招待

2009年12月21日 | 住まいづくり
「宝来の家」完成見学会にお越しになれなかった方に内部をご案内いたします。

この吹き抜けの写真は、玄関です。

玄関には、来客用玄関と家族用シューズクロークがあります。

腰板は、メルクシパインで、塗装はリボス社のメルトスハードオイル(自然塗料)をお施主様が施工。
匂いも少ないそうです。

玄関に設けられたベンチは赤松。

壁は調湿ウォールの吹き付け。

玄関の巾木はサクラ、特別に通気の為の穴があけられました。
 真田家の六文銭をイメージしたデザインです。
(腕の見せ所とばかりに大工さんが頑張ったみたいです)

次回をお楽しみに!!

               中島みゆき

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「宝来の家」へご招待

2009年12月20日 | 住まいづくり
12月12日の「宝来の家」完成見学会にお越しになれなかった皆様に
ちょっとだけ内部をご紹介いたします。

まずはこだわりのキッチン

オーダーキッチン「木のすず」製作

食洗機とオーブンは「ミーレ」製
レンジフードは「アリアフィーナ」製






キッチンの材質は サクラ です。 因みに床もカウンターもサクラです。

樹種、デザイン、機能、キッチン周りの戸棚など、お客様のご要望やライフスタイルにあわせて製作されています。素敵ですよね。

オーダーキッチンに興味のある方は、「木のすず」で検索してみてください。

「宝来の家」次回またご紹介させていただきますね。お楽しみに!!

                中島みゆき


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あっという間に・・・週末が。

2009年12月19日 | 住まいづくり
来年は寅年。トラは百獣の王といわれ、十二支の獣のうちで一番強そう。

 私の中の寅は、「トラ」子供の頃のチビクロサンボのバターになったトラ。グルグル回った挙句バターになったこの場面が大好きで今もその絵本の絵を思い出す。
 そのチビクロサンボは今は幻の世界らしい。

 昨日の寒~い曇空から、一転今朝はキリリと引き締まった真っ青な空。通勤時バルーンが2基、南の空に浮かんでいるのが見えた。無風なんだあー。

 新潟が雪となると佐久は天気。長野でありながら天気予報は東京を見るのが佐久。まさしく今日は冬型の天気ということだろう。

 それでも積雪は5cm位。車の外はマイナス4度だった・・・・暖冬って言っていたのに・・・・まあ・・・先は長いか。

 長いお休みが目前ということは・・・・事務屋の仕事は短期集中となるはず。
仕事には必ずお相手がいるから、私一人だけが・・・早く早くと思ってもうまくいかないのよねえ。

 そんなら思い切って来年の仕事を先取りすることに。
 ここまで来れば・・・鬼だって笑わないよね(笑)

 1月23日にセミナー開催。「太陽光発電と太陽熱温水器のお勉強をしょう」です。これはある意味でОBのお客様を守るため。
この頃の訪問販売の営業がすごいから。
 
 事務所に設置している太陽熱温水器暖房も今日あたり試運転の見込。事務所の南側に隣接するお隣の会社の樅の木、どう見ても集熱盤が日陰に。

 伐らせてくださいと申し入れたら・・・どうぞ・・・ついでに全部となった。
見上げた社長・・・だめだー電線と電話線がもろにーだー。そんな訳で中部電力にお願いしたのでしたが、緊急性が無いので来春になりました。

 幹はどなたかストーブ用に持っていってくれるかもねえ、枝はどうすると・・社長は今から楽しみにしています。中電は伐ってはくれますが、片付けはこちらですからね。

 数えてみたら17本ありました。あらためて見ましたら、この木が無くなれば事務所にも十分日が差して暖かさに貢献してくれそうです。

 植えた時は、小さいから良いんですけれど、持て余すようになるところが、山の木とは違って困り物なんですね。

 さあ今日も頑張りましょう!!
依田 美恵子

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古切手の持ち込み先ありますか?

2009年12月18日 | 日々のこと
電話が先方に繫がるまでの僅かな時間を使って、机の中の整理。ここ1年間使わなかったものを処分することに。いつか使うかも・・・といった物も多い。

 自分で使いそうもないものは、それぞれの住所に返したりと、新年に向けての準備。

 毎日たまる郵便の切手、今日こそは郵便局(郵便事業株式会社)の窓口へ持っていくことに。
 混みあう窓口で順番を待ちながら、キョロキョロしても・・・・無い・・・無いのだ「古切手のケース」が。

 馴染みの社員に聞いてみたら、本部の指示でやめたという。

 この古切手結構手間がかかるらしいし、そのわりに収益に結びつかぬのも事実だろうから。
 
 最近の切手は種類も豊富。だけど手紙離れの時代、業務では使うけどという方も多い。切手収集に熱を上げた頃が懐かしくて、つい捨てられなくて貯めてしまう。

 これどこへもっていけばいいのかなー、と机の中の場ふさげがまた鎮座した。
依田 美恵子

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高田 郁さんの本お勧めです。

2009年12月17日 | 読書
 肩が張るのなら読書控えたら、と夫が見かねたらしく声をかけてきた。疲れはともかく読書は私の生きる糧みたいなもの。やめればストレスが溜まるのよねーと答えて読んだのがこの方の本。

 高田郁(たかだ かおる)さん。角川春樹事務所出版の時代小説文庫版で「八朔の雪」「花散らしの雨」・・・みをつくし料理帖シリーズである。

 読んでみたらこれが面白くて止められないのである。とうとう1日に2冊読破してしまった。さらにこの人の別の作品が読みたくて本屋さんや行くか、ブ○クオフに行くか迷った。

 夫に「あっちもこっちも本だらけ」の言葉を思い出し、半年ばかりの間に読んだ本の処分もと考えて、紙袋いっぱいの文庫と最近の新刊書の類を抱えて。

 本の査定の時間に、正月休みと旅行中に読む本をあさった。活字離れと言われて久しいから、本屋さんへ行っても読みたい本に出合えるとは限らない。毎日たくさんの本が出版されても、店先にはわずかな時間しか並ばないし。
 
 その返品されたものが古書ショツプにも並ぶみたいで、半額程度で買えるとこがうれしい。

 高田郁さんの本を1冊ゲット。この方の本を読んだ後では、なぜか他の薄っぺらに思える小説には手がでなかったが、まだ読んでない本の山が手元にないと落ち着かない身では、何がなんでもと8冊ばかりを選ぶ・・・・2850円

 購入金額で20.000円以上した本の査定は・・・・990円。本当に最近発売になった新刊書も50円。カバーのついてないものには値が付かない。

 処分するということだからいいんだけど、本好きには・・・やはり耐えられないなー。この次は駅の誰かに読んでもらえるコーナーに持っていこうと固く決心した。

 その夜、高田郁さんの本を読み始めた。それにしても何でこんなに雰囲気か違うのかなーと。そして3日目、何気なく著者紹介の生まれ年を見て????・・・違う。
よくよく名前を見たら「高田 侑」(たかだ ゆう)さんだった。どうで・・・・。

 高田郁さんは女性で、集英社レディスコミック誌「YOU」にてマンガ原作者(ペンネーム川富士立夏)の名前で出ていた方とのこと。
 2007年「出世花」で第2回小説NON短編時代小説賞奨励賞を受賞し、作家デビューした方。

 料理の好きな方ならのめり込めそうな楽しい本ですよー・・・・お勧めです。
依田 美恵子

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元気になりました。

2009年12月16日 | 家族
先日今年3回目の突発性難聴に見舞われた。顔なじみになってしまった医師が、「ストレスありますか?」と。「いいえ」内心疲れてはいるんだけどなー、と思いつつ答える。

 「まあー若いということですよー」と言われて、若いって、それがどういうことなのよ、と頭の中で咀嚼しつつ、聴力の検査室へ。

 ようやくに気がついた。この難聴は更年期の症状と診断されたのだと。

 私の前に診察を受けた待合室で隣り合わせの方が、新型インフルエンザと診断されたのを目の当たりにして、それ以上の説明を受ける気もうせてそうそうに退散。

 前回とまったく同じ薬を10日分いただいて3日目の朝、身体が軽いことに気がついた。

 1ケ月前、夫に「ここ10年来で今が一番体調がいいのよ」なんて自慢していたのに、その後ときたら、ひどい肩こりに悩まされた。背中が張り詰めて安眠もできない。目の奥まで痛む。無意識のうちにも、手が肩にいっていた。

 なんだか急に身体が軽くなって出勤した朝、社長に体調どうと聞かれた。「今日は清々とした顔してる」という。何も口に出さなかったけれど、気づかってくれていたらしい。
 
 実は何がどうきいたのかわからないが、手を握った感触からして、身体から余分な水分が抜けたらしい。体重が1.5キロも減っていた。何よりも3週間も張り詰めていた背中が嘘のように消えた。

 先生の「若いです」の意味って・・・本当なのかなーと思ってみたりした。
これでこの多忙な年末年始が乗り切れそう・・・・ニコニコ。
依田 美恵子

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古着市場が盛況とか。

2009年12月15日 | 日々のこと
例年この時期、下道を走って長野まで行く。運転手付きだから、街中ウオッチングに居眠り付きである。

 何年もこの国道を沿いを走ってみて、年々変わった印象を受けるのだが、今年はそれが際立っていた。

 それは「安い」がキーワードなのだ。

 「安さ」を売りにしている店舗が目立つ・・・・3~4年前まで良く見られた空き店舗は数をへらしているように感じられたが、その後には「安さ」なのだろうか。

 複雑な思いで眺めつつ・・・・「安さ」追求の恐さ・・・実体経済でみんながパイを小さくしていってしまう恐ろしさ・・・を思った。

 民間の給料が下がったから、公務員も下げる・・・・とっても理にかなっているようだが、そうすると消費をひっぱってくれる人がどこにもいなくなってしまうという悪循環にも繫がりかねない。


 昨年ちょっと気にして覗いた古着ショップ。今年は駐車場が満杯だった。この秋諏訪を訪れた時、かつてのデパートの上階が古着ショップになっていて、隔世の感という思いを強くした。

 最近デパートなどで購入金額に応じて古着を買い取るセールを時々テレビなどでみる。「エコ」や「節約」傾向に売る側の戦略でもあろう。この戦略は古着以外の家電販売店でも見かける。

 いままでだって古着店がないわけではかったが、昨今の古着店はもはや過去のイメージとは様変わりしてきている。

 最近都心の一等地にもこのショップが出店しているという。

 不況下だからということもなきにしもあらずだが、多様なファッションスタイルのニーズをうまくいかしたということに違いない。古着に対する抵抗も戦後時代の物不足に生きた人々と無縁な世代が、ありきたりでない自分のファツションを求めていることもあるだろう。

 どちらにしても、過去の古着ブームとは違った、新しい業態が根付き始めているようだ。

 そうかと言って10年来の私の衣類には、この古着という市場での出番はないだろうな(笑)・・・・やっぱり旬という価値は測られるからね。

 ここまで書き進むのに何回もの中断・・・・内容に統一も一貫性もなさそうだけど・・・ごめんなさいね・・・事務屋の多忙の時期到来で。
依田 美恵子

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事業仕分け・・・・人事のように見ていたら。

2009年12月14日 | 信州の木材
公開された事業仕分けを頼もしいような、少々不安も感じつつ眺めていたのは事実・・・・本当の無駄遣いがかようなことで、出てくるかいなと・・・・。

 たしかにやらなくてもいいことはたくさんあるだろうが・・・・過剰包装に喩えるならば、簡易包装にした場合、それで職を失う人もでてくるというジレンマ。

 それでも人事みたいな感でいたら、「里山整備うんぬん」が削られた。これが何かと言えば、木材の間伐材の補助金にあてられているらしいのだ。

 木材の間伐は普通40年位で、その後は皆伐といって全ての木を伐りつくし、後植林するというのが、理想のパターンなのである。しかし現実は木材の需要の低迷と、一斉に伐期を迎える山の存在である。

 需要がどんなに無くも、植えられた木は大きくなる、そのままにしておくと根も十分はることも出来なく、台風時などになぎ倒されることとなる。
それはまた山の荒廃と二次災害に繫がる。

 間伐の時期が過ぎても間伐を続ける為の資金に、この「里山整備うんぬん」が使われていたらしい。

 これがないとどうなるか、と言えば、45年以上の山の間伐ができない・末口22㎝以上の木材の流通が少なくなる・県産材を住宅に使いましょうといっても、材木が十分にない、パターンが想像されるのです。

 二酸化炭素対策のために森林整備に予算はさかれていますが、その対象は国有林ですから。業界も頭が痛いでしょうね。

 なぜ皆伐をしないかと言えば、その後の植林・下草刈りなどに費用がかかるからである。その費用は伐った木の代金で賄えないかもしれないから。

 どちらにしても、日本の山はあやうい立場にあることは間違いない。
                   依田 美恵子

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