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要求されているのはどのレベルか?

2010年06月01日 | 仕事・研究
今日は分子生物学の試験をしました。
採点中であります。

今回は講評を配ろうかと思います。
たぶん学生のみなさんが「このくらい書けばいいか、、」と思うレベルと、私が「書いてもらいたい」と考えたレベルに大きく差があるのです。

3年生の生理学ではそれが徹底的に理解される機会が何度かあるんですが(つまり容赦のない小テストが数回ある)、このたびは2年生でもあり、私の科目の初めての試験だったので、甘く考えたのでしょう。

もちろん本人たちは甘くなんか考えておらず、一生懸命やりましたというと思います。それでも、やっぱり私の考えるところに全然到達してはいないのです。これから大学の試験もそうですが、就職活動や就職後に、自分のパフォーマンスの評価を受けるということが次々と起こってきます。そのとき、相手はどこまで要求しているのか?ということを考えずに取り組むと、あんまりうまくいきません。

自分なりにがんばった、は通用しません。
でもオムニバスで私の授業はこれで終わり。フィードバックする機会がないと学生さんの成長の機会もなくなるので、講評を読んでもらって改善をめざしてもらおうかなあと思っています。
コメント (6)
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