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ドラッカー覚書

2010年06月30日 | 仕事・研究
この間ここで紹介したドラッカーの「プロフェッショナルの条件」(ダイヤモンド社)、やっと読み終わって、図書館に返すので、その前に気になった箇所をピックアップ!

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組織が、本来の目的を遂行するために能力を傷つけるような責任を受け入れることは、無責任である。能力のない領域で行動することも無責任である。(p.39)

人間関係に優れた才能をもつからといって、よい人間関係がもてるわけではない。自らの仕事や人との関係において、貢献に焦点を合わせることにより、初めてよい人間関係が持てるのである。こうして、人間関係は生産的なものとなる。まさに生産的であることが、よい人間関係の唯一の定義である。(p.90)

われわれは、自己啓発と人材育成について多くを知らない。しかし、唯一知っていることがある。知識労働者は、自らに課される要求に応じて成長する。自らが業績や達成とみなすものに従って成長する。自らが自らに求めるものが少なければ、成長しない。だが多くを求めるならば、何も達成しない者と同じ程度の努力で、巨人にまで成長する。(p.93)

成果をあげる者は仕事からスタートしない。時間からスタートする。計画からもスタートしない。(p.119)

時間を管理するには、まず自らの時間をどのように使っているかを知らなければならない。(p.121)

どのように話すかという問題が意味を持つのは、何を話すかという問題が解決されてからである。(p.173)

成果をあげるためには、人の強みを生かさなければならない。(中略)大きな強みをもつ人は、ほとんど常に大きな弱みをもつ。(p.189~190)

成長のプロセスを維持していくための強力な手法を三つあげるならば、教えること、移ること、現場に出ることである。(p.234)

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ほかにもいろいろありますが、まずはこれだけでも。
今、読みたい本が山積みなので、次々いかなきゃなりません。

さて話はがらりと変わりますが、通勤路の道端にホタルブクロがいっぱい咲いていました。ホタルブクロを見ると思い出すのはこの本。

大きい1年生と小さな2年生 (創作どうわ傑作選 1)
古田 足日
偕成社

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子供のころ、近所に咲いてないかとずいぶん探したけど一つもなくて、一種あこがれの花でした、ホタルブクロ。でも仙台に来たら、よく見かけるようになりました。
コメント (3)
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