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部活ノートから教育を考える

2010年06月04日 | その他もろもろ
子どもが中学生です。部活動をしていますが、練習の後、夜寝る前にノートになにやら書いています。日誌のようなもので、練習のメニューとともに、今日自分が考えたこと、やってみたこと、できなかったこと、自信になったこと、次への課題などがつづられており、先生が毎回コメントをつけてくれています。

わたしはちょっと(かなり)感心しました。

毎回必ずやったことを振り返るというのは、なかなかできないことだと思います。たとえば、私が毎週講義をしていた分子生物学も、授業アンケートを見る限り、毎回復習をしていた、という人は全体の1割くらいでした。

私の方では毎回授業で質問票をもらって次週それにコメントして、、、とやってましたが、それってすごく効果が高いと感じてました。学生からの評判もよかったし、わかったつもりの他の人にも復習になりましたから。とにかく、一方通行じゃなくて、振り返って課題をみつけてそれをつぶして、、、という積み重ねが大事だと思うんです。

日々の鍛錬(部活や学習や仕事)、流していってしまわないで、きちんと見直す、それもためないで日々みなおすということ、大事じゃないでしょうか。その中で、部活の顧問の先生のコメントが非常に力になると思いました。方向性や考え方の規範を示してくれる指導者の存在は大きいですね。教育ということの力を感じました。



コメント
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