院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

昭和30年代の商売

2007-04-06 11:32:01 | Weblog
 今回も古き良き昭和30年代の話。

 朝、パン屋に食パンを買いに行くと、まだ暖かかった。それにより、パン屋は深夜から早朝の仕事と知った。

 豆腐屋、蜆売り、牛乳配達など、早朝に仕事をしている人を、眠たいさかりの私は尊敬した。

 引き売りも沢山あった。豆腐屋のおじいさんは、自転車ではなく、天秤棒で豆腐を売り歩いていた。金魚売り、風鈴売りは夏の風物詩だったが、今は見かけない。

 背負子に野菜を大量に詰めて売りにくるおばさんもいた。朝、収穫したものを売りに来るから、八百屋の野菜より新鮮で、かつ1割ほど安かった。

 今はこうした引き売りも、野菜の訪問販売もなくなってしまった。引き売りで残っているのは、先日書いた焼いも屋くらいか?

 最近、都市部で豆腐の引き売りを組織化して、凄い収益を上げている企業ができたと聞いた。