再三にわたり昭和30年代の話で申し訳ない。
当時、小学校のクラスの子のうち数人は寄生虫をもっていた。
回虫やギョウ虫である。学校ぐるみで虫下し(確かサントニンという名称だった)を飲んで、それらの駆逐に励んだ。あの頃はアトピー性皮膚炎というのはなかった。
寄生虫を撲滅してしまったので、人間の免疫系に異変が生じ、アトピー性皮膚炎が増加したのだという説が、最近になって出てきた。
生態系という観点から見れば、寄生虫は悪行ばかりしていたわけではなく、免疫系を正常に維持するための「益虫」としての側面もあった・・と考えられなくもない。
ただ、子供の私には寄生虫は気持ちが悪かった。ひそかに思いを寄せていた女の子が寄生虫をもっていたので、複雑な気持ちになった。
当時はクラスで集団で検便をやった。大便を持ち寄るのは男の私でも恥ずかしかった。
集団検便というのは、今でも小学校でやっているのだろうか?そんなことをすれば、学校にどなりこんでくる親が出てくるような気もするが・・・。
当時、小学校のクラスの子のうち数人は寄生虫をもっていた。
回虫やギョウ虫である。学校ぐるみで虫下し(確かサントニンという名称だった)を飲んで、それらの駆逐に励んだ。あの頃はアトピー性皮膚炎というのはなかった。
寄生虫を撲滅してしまったので、人間の免疫系に異変が生じ、アトピー性皮膚炎が増加したのだという説が、最近になって出てきた。
生態系という観点から見れば、寄生虫は悪行ばかりしていたわけではなく、免疫系を正常に維持するための「益虫」としての側面もあった・・と考えられなくもない。
ただ、子供の私には寄生虫は気持ちが悪かった。ひそかに思いを寄せていた女の子が寄生虫をもっていたので、複雑な気持ちになった。
当時はクラスで集団で検便をやった。大便を持ち寄るのは男の私でも恥ずかしかった。
集団検便というのは、今でも小学校でやっているのだろうか?そんなことをすれば、学校にどなりこんでくる親が出てくるような気もするが・・・。