私が幼稚園のころ、祖母が私に「まむろ川音頭」を教えた。当時の私はもの覚えがよかったらしく、すぐに「音頭」を覚えてしまった。
「わたしゃ梅の花、そこに来る鶯よ」といった歌詞だった。ここで梅の花は女性器を指す。そして鶯は男性器を暗喩している。
祖母は私が器用に「まむろ川音頭」を歌うので、面白がって老人会のようなところで私に歌わせた。幼児が「まむろ川音頭」を歌うので拍手喝采だった。
ところが父親が怒った。息子は芸人ではない。「まむろ川音頭」のような歌を人前で歌わせるとはなにごとかと、祖母に強く抗議した。それ以来、私は人前で「まむろ川音頭」を歌わされることはなかった。
父親の怒りを今でも覚えている。
「わたしゃ梅の花、そこに来る鶯よ」といった歌詞だった。ここで梅の花は女性器を指す。そして鶯は男性器を暗喩している。
祖母は私が器用に「まむろ川音頭」を歌うので、面白がって老人会のようなところで私に歌わせた。幼児が「まむろ川音頭」を歌うので拍手喝采だった。
ところが父親が怒った。息子は芸人ではない。「まむろ川音頭」のような歌を人前で歌わせるとはなにごとかと、祖母に強く抗議した。それ以来、私は人前で「まむろ川音頭」を歌わされることはなかった。
父親の怒りを今でも覚えている。